活動の
記録

「児童館交流会」~ハンドベルと合唱のコラボ発表!~

港区にある児童館、子ども中高生プラザ、学童クラブの全12館が
台場区民センターに集まり「児童館交流会」が開催されました。
ダンス、太鼓、ラート、オペレッタなど、
どの施設も施設ごとの味があり、
素晴らしい発表でした。そして、麻布子ども中高生プラザからは、
8月の「AZA夏タイム」で結成されたハンドベルチームの
「スターライト」が参加!
そこに広尾学園合唱部が加わり、ハンドベルと合唱の
コラボレーションでの発表を行いました。

曲は「どこまでも~How far I`ll Go~」「ぜんぶ(アカペラ)」
「RAIN」の3曲を披露しました。ハンドベルが奏でる音色と合唱との
ハーモニーがホール全体に響き渡り、とても感動する発表でした。


他の施設のお友達からも「ハンドベルすごかった」や
「合唱とハンドベルを合わせていてすごかった」などの声もあり、
とても好評でした。

交流会の最後には、 参加した12館全員でボディーパーカッション
をやりました。 ブルゾンちえみ風に変装したスタッフたち
とともに体で音を表現し、 楽しい雰囲気で幕を閉じました。
来年は、どんな発表があるかいまから楽しみですね。

林(将)

「中高生タイムスペシャル~プラザに泊まろう~」~夜更かしする人、しない人!?~

ついに、プラザ初のお泊りプログラムが実施されました!
企画のすべてはプラザに遊びに来ている中高生たち!!
「プラザに泊まりたいんだけど」という声から
この企画が進みました!会議を何回も重ね、
やっと当日をむかえることができました。

そんな当日集まった人数は…なんと!13名!
(こんなに集まると思ってなかった…笑)
初めて顔を合わせる子たちもいてちょっと緊張気味で
スタートしました。中高生たちが、晩御飯は「やきにく」
と決めたので、買い出し班と準備班に分かれ、準備を進めて、
いざ!やきにく!!!・・・・・ん?・・あれ
米が、た、た、炊けてない。おかしい。確認したのに。
(そう、これは、スタッフのミスなのでした笑)ごめんなさい。

でも、ハプニングはつきものでしょ!?(笑)
その後は無事お米も炊けておいしく楽しくいただきました。
ご飯のあとは、今後のプラザについて語り合いました。
あれがほしい。これがほしいなど意見をたくさん交わしました。

とっても有意義な時間でした。そして、夜はスポーツですよね。
23時からアリーナで鬼ごっこ!
この時間の鬼ごっこはハードでしたね。最後はみんなの自由な時間!
ボードゲームしたり、アリーナで遊んだり、
それぞれのやりたいことをやりたいようにやりました。
(夜更かしする人もしない人もみんな楽しんでいました)

朝になり、みんなで朝ご飯を食べて、館内の掃除をして、
最後の最後は、館長による一本締め!とても良い締めくくりでした。

今回の館内宿泊によって、中高生同士の新たな出会い、
そして、より密度の濃い関わりをすることができました。
みんなの感想の中には「もう1回やりたい」
「一人で参加したけどほんとに楽しい時間を過ごせた」
など、参加した子たちもとても満足した様子でした。
第2回お泊り会も実施できるように計画していきたいですね。

林(将)

「インターナショナルクッキング」 ~シンガポールってどんなとこ?~

麻布子ども中高生プラザでは、子どもたちが言語や文化を超えて
交流し、外国の文化や料理、人々に興味をもち、豊かな情操を
はぐくむことを目的に、インターナショナルクッキングを
実施しています。ドイツ料理、ベトナム料理、イラン料理など、
今までにも様々な国をテーマに実施してきたこのプログラムですが、
今回はシンガポール料理をテーマに行いました。
教えてくれたのは、普段利用している小学生の保護者で、
シンガポール人のお父さま。

1月28日(日)に集まったのは、日本の学校の小学生9人、
インターナショナルスクールの小学生8人の計17人。
4グループに分かれてクッキングを行いました。
作った料理はダークソイソースで煮込んだチキンと、
ダークソイソースをかけた、茹でチンゲンサイ。

   
ダークソイソースとは、シンガポールや中国で使われている
ソースで、日本でいうたまり醤油によく似ています。
このダークソイソースチキンは、シンガポールでは
家庭料理として親しまれている料理です。ジャスミンライスと、
紅茶にコンデンスミルクを混ぜた飲み物と一緒にいただきました。

   

クッキングのあとは、シンガポールってどんな国?
と知識や興味を深めるために、お父さんのシンガポールで経験された
生活についてのお話や、シンガポールにまつわるクイズを行いました。
シンガポールのマーライオンは、ライオンとなにでできているの?
どうしてマーライオンなの?
と子どもが気になる質問にも答えていただき、
シンガポールについて、より詳しく知ることができました。
(答えは下にあります・・・)

インターナショナルクッキングは、
国際色豊かな麻布子ども中高生プラザらしいプログラムです。
こんな国の料理を知っている!こんな国の文化を知ってほしい!
というアイディアがありましたら、どしどしお待ちしています!
今回ご指導いただいたお父さま、
ご協力いただきありがとうございました。

Q:マーライオンはライオンとなにでできているの?
A:上半身はライオン、下半身は魚でできています。

Q:どうしてマーライオンがシンガポールのシンボルなの?
A:マレー人の間で伝わる昔話では、昔、シンガポールを
A:発見したマレーの王族が、最初にこの島に来たときに、
A:頭はライオン、体は魚の動物が国を治めていたそうです。
A:そのため、マーライオンを国の守り神として
A:祭っているといわれています。(諸説あります)

(渡邉)

鬼と勝負だ!節分バトル

2月3日は節分でした。子どもたちに季節行事を楽しく感じて
もらうために、麻布子ども中高生プラザでは
毎年節分を行っています。みなさんのところには、
鬼はやってきましたか?麻布子ども中高生プラザにも
鬼がやって来て、みんなの元気や健康、
幸せのつまった元気だまを奪い取ってしまいました・・・。
このままでは、1年間、元気にたのしく過ごせない・・・!
なんとか元気だまを取り返したい!と、鬼に勝負を挑みました。

1つ目のゲームは鬼が島じゃんけん!
じゃんけんゲームで対決をして、鬼大将を目指します。
3回連続で小鬼たちに勝つことができると、
いよいよ鬼大将との対決です。
じゃんけんぽん!鬼大将に勝ったら、
元気だまを1つ取り返すことができます。
たくさん勝って、少しずつ元気だまが増えてきました!
すると・・・「やめやめ~!」
と強引にゲームを終了されてしまいました。ずるい鬼たちです。

そうして提案された次のゲームは、つなひき対決でした。
鬼7人(匹?)VS子どもたち全員(50人近く)!
鬼よりもこちらの人数が多いので、負けるわけない!
と思っていたのですが、手ごわい鬼たち。なかなか勝負がつきません。
「オーエス!オーエス!」とみんなで力をあわせて、
なんとか勝つことができ、鬼たちは悔しそうに退散していきました。

   

こうして2つのゲームに勝って、元気だまを取り戻したので、
みんなで豆を食べようとしたのですが・・・、なんと鬼たちが、
金棒を持って再び現れました!「まとめて喰ってやる~!」
とどなる鬼たちを前に、みんなで「鬼は~外!福は~うち!」
と豆をまきました。今度こそ鬼たちに完全勝利です。

一緒に鬼退治をしてくれたみなさん、ありがとうございました。
今年も1年、元気に楽しく過ごせる年になりますように・・・。

(渡邉)

ALWAYS 4丁目の映画会

1月28日(日)に「ALWAYS 4丁目の映画会」
を行いました。当日はアリーナがどこか
懐かしい雰囲気に包まれた空間に変身しました!

17時から会場がオープンすると、いつもは飲食厳禁のアリーナ内ですが
この日は「港区青少年対策高陵地区委員会」の方々にご協力を頂き、
ポップコーン屋さんを出店しました!
ポップコーンの味が自分で選べたのもあり、
子ども達からは「おいしい!」との声が多く聞かれました。

          

17時半からの演芸大会には「南茶亭響輝」
(なんちゃっていひびき)さん (高校生)による落語(六尺棒)と
職員と学童クラブの保護者による「バルーンブラザーズ」
によるバルーンアートが行われました。
落語はほとんどの子が初めて聞く子が多く、
笑い声よりもみんな真剣に聞いていました。
バルーンアートでは、みんなで剣を作りました。
みんな上手に出来、大喜びでした!

         

そしていよいよ今回の作品『魔女の宅急便』の上映です。

16ミリ映画フィルムを映写機で上映しました。
16ミリフィルムには1コマ1コマ連続した写真を映写機にかけて見ると、
人間の目が物を見る仕組みと同じ仕組みになります。
ですからフィルムの映画は自然に滑らかに見えるという特徴があります。

上映前には「こんなに大きい機械でどうやって映画を映すの?」
と興味津々に見ている子も多く居ましたが、
映画会が始まると16ミリフィルムから聞こえてくる「カタカタカタ」
という音とともにざわざわしていた雰囲気が一瞬で静かになり、
みんな画面に吸い込まれていきました。
いすに座っている子はポップコーンを食べながら、
じゅうたんに座っていた子はごろごろしたり、
小さい声で友だちと話しながら見たりと各々の楽しみ方をしていました。

また映写機ならではのフィルムチェンジの時間があり、
普段の映画館ではなかなか見ることができないこともありました。
交換しているときは「どうやってやるのかな?」
と不思議そうな表情で見ていました。

今回の映画会はみんなで同じ作品を見て笑ったり泣いたりする事で
子どもの心に豊かな感情を育てたいという思いからこの企画しました。

1つ残念だったことは、映画会終了後に椅子の下や床に袋や食べこぼしが
散乱していました。
みんなで優しい気持ちに包まれた雰囲気を最後まで大事にしたかったです。

林(亮)