活動の
記録
2025年05月09日
春の妙高!AZABU SPRING CAMP 2025
今年の妙高は記録に残る大雪のため、3月末でも積雪120㎝越え!そんな妙高で小学6年生〜高校3年生33名と大学生ボランティア4名、2泊3日の春キャンプを実施しました!
さっそく1日目は雪深い森へ出発です。班ごとに分かれて、インスタントチェキで動物の足跡や珍しい木を探す、スカベンジャーハントを実施しました。森のあらゆるところから「見つけた!!」という声が聞こえてきます。初対面の班メンバーですが、雪合戦や雪の上の全力徒競走をして、すぐに打ち解けていました。
夜はゲーム大会を実施しました。じゃんけんを使ったゲームや間違い探しゲームなど、大盛り上がりです。その後はスカベンジャーハントで撮影したチェキや思い出を画用紙にまとめていきます。地図を書いて歩いた軌跡を書く班や思い出も一緒に書き込んでいく班など、素敵な思い出の一枚が出来上がりました!
2日目は霧も濃く一面真っ白な世界に包まれていましたが、時間を短縮して歩くスキーを実施しました。霧が濃いため、班員がはぐれないように声を掛け合い、転んでしまった子には手を貸して助けてあげる様子がみられ、班の仲がグッと深まっていました。(写真⑥)午後からは雨が降り続いているため、室内で班ごとに劇を考えて発表するスタンツナイトを行いました。テーマは「春」。3時間の中でお話を考え、小道具も作り上げ、リハーサルも行います。始めはお題に頭を悩ませる班もありましたが、次第に各自が意見を出し合っていました。迎えた本番、子どもたちの自由な発想で考えられた春のスタンツを披露します。どの班も思考を凝らし、時には爆笑、時には感嘆の声が聞こえる楽しい発表でした。
スタンツナイトの後はキャンドルサービスです。班長から班員へキャンドルの火を移し、ろうそくの炎の独特の雰囲気の中で、キャンプを振り返ります。今回は代表して中学3年生の6名からキャンプの思い出を発表してもらいました。
3日目は麻布キャンプの定番、アドベンチャゲーム「ナンバーコール」を実施しました。おでこに数字をつけて、相手チームに番号を呼ばれるとアウト。アウトにならないように木に隠れたり、チームメンバーで協力しながら、相手チームの旗をとりに行きます。スタートのホイッスルが鳴ると、攻め部隊は一気に相手チームの旗をめがけて走り、旗を守る側も相手に気づかれないように木の陰や雪の壁を使って隠れ、攻めてきたらひょこっと顔を出して相手を撃破します。森の自然物を活用し、全力に楽しむアドベンチャーゲームの時間でした!
小学6年生〜高校3年生までの幅広い年齢で初めましてのメンバーでしたが、帰りのバスでは「この班で楽しかった!」「次のキャンプでは班長に挑戦してみようかな」という声も聞くことができました。自然の中で仲間とたくさん動き、発見をし、妙高の冬から春への訪れを堪能したキャンプになりました。(森田)
2024年12月30日
ハロウィン2024
10月の終わりといえばハロウィン!今年も秋の大イベント「ハロウィン」を行いました!お化けや魔女、アニメのキャラクターなど、朝から仮装した子ども達で大賑わいでした。
アリーナの入り口をくぐると、ハロウィンの特別な空間が広がっています。まず目に入るのは、色々な種類のお菓子が並んだ「トリックオアトリート」のコーナーです。色とりどりのお菓子を目の前に子ども達は大興奮!「お菓子貰えるみたい!」「どれしようかな」と悩みながらも楽しそうな笑顔を見せてくれました。
アリーナの奥ではボディシールを行いました。ちょっと怖めなものや不思議な模様など、様々なシールが並んでいます。お気に入りのシールを選んで、腕やおでこにペタリ!家族や友達と、貼ったシールの見せ合いっこをして盛り上がりました。
フォトブースも大人気!思い思いのポーズをとって、皆で写真を撮ります。「飾り綺麗!」とハロウィンモチーフの装飾を沢山施したフォトブースに、目をキラキラ輝かせていました。自慢の衣装で撮った写真は、ハロウィンの特別な思い出となりました。
今回1番の盛り上がりを見せたのは、プラザをよく利用している高校生の保護者の方が発案した「ダンス・ゲームパーティー」です!「子どもがお世話になっている施設だから、何かお手伝いをしたい」と企画して頂きました。軽快な音楽が流れる中子ども達は、椅子取りゲームやだるまさんが転んだなど様々なゲームを楽しみます!「面白い!」「次は何の遊びかな?」と、次のゲームを待ち遠しく感じる様子が伺えました。トランペットの生演奏もあって、ゲーム以外でも楽しめる時間となりました。
仮装にお菓子にゲーム。ハロウィンならではの不思議で特別な空間を楽しんだ、そんな1日となりました。(松橋)
2024年12月01日
AZABU SUMMER CAMP 2024
猛暑の続く8月下旬。今年も夏キャンプを行いました!
今年のテーマは「生活」。キャンプの3日間、中高生世代の子ども達が野外炊事やプログラム、テント泊を楽しみながら、自然の中での生活に挑戦します。自然の家に到着し、荷物を降ろしていると突然雨が降ってきました。初日のプログラムが台無し!と思いきや、参加者はどこか楽しそう。雨をじっと眺めたり、雨を浴びに外へ出たりと、思い思いに過ごします。悪天候も貴重な体験として楽しむ子ども達のたくましさが感じられました。
雨も上がり、いよいよ野外炊事開始です!薪割りのやり方や飯盒の使い方を学び、初日の夕食作りに取り掛かります。「薪割り楽しい!」「飯盒初めて使う!」と、慣れない作業にも積極的に取り組みました。普段は料理をしないと話していた子も「皆で作るのは楽しい」と笑顔を見せていました。キャンプ初日の野外炊事は、初めての事に皆で挑戦し、一体感を感じられる時間となりました。
2日目の朝はマッチもライターも使わない原始火おこしに挑戦します。参加者のほとんどが初めての経験です。職員の動きをお手本に、力を込めて何度も腕を動かします。暫く続けていると、徐々に煙が出てきました。参加者は「お~!もうそろそろだよ!」と大盛り上がり!見事火が点けられた班も出来なかった班も、満面の笑みを浮かべていました。
食後は自然の中でのプログラムです。隠された「追跡サイン」を頼りにゴールを目指す「大追跡ハイキング」を行いました。サイン通りの行動を行ったり、途中に隠された問題に答えたりして得点を競います。「あ!矢印あったよ」「足元気を付けて!」。正しいコースを探し、声を掛け合いながら進んでいきました。虫や鳥、ぬかるんだ道。大自然を満喫し、仲間と過ごす楽しさを感じることのできたプログラムとなりました。
2日目最後は、班で話し合って自由に料理を作る「森のパーティー」を行いました。プログラムや生活を通して稼いだ「ワイルドポイント」を使って食材を購入し、班オリジナルの料理を作ります。他の班と分け合ったり、条件を出して交換したりなど、それぞれ工夫しながら食材を集めました。「味付けどうする?」「火おこしの準備できたよ」と、相談しながらテキパキと調理を進めていきました。
作り終えた料理を並べ、料理の紹介を終えると、いよいよ森のパーティーが始まります。「どれから食べようかな」と、皆悩みながらも楽しそうに選んでいきます。「何を入れたのかな」「こんな料理作れたんだ」と、食べながら料理に込められたこだわりを感じた様子を見せていました。班で協力し、一生懸命考えて料理を作り上げた森のパーティー。参加者それぞれの思いが溢れるプログラムとなりました。
3日目には2チームに分かれて行う陣地取りゲーム「ナンバーコール」を行いました。これがキャンプ最後のプログラムです。2泊3日を過ごした森の中で行います。「2人組をいくつか作って攻めたほうがいいんじゃない?」「全員で一斉に攻めにいこうよ!」「守りを固めたほうがよさそう…」と、準備時間から真剣に取り組む姿が見られました。ピピーッ!笛の合図と共に両チーム一斉に飛び出しました。木の陰に隠れたり、味方同士でおでこをつけ番号を隠したりと、チームで協力して取り組む姿を見せてくれました。班で話し合い、工夫を凝らし、自然を駆け回る。キャンプ生活で学んだ全てが活かせた、そんなプログラムになりました。
帰りには「また参加したい!」「今度は何ができるかな」と次のキャンプへ期待する声が聞こえました。子ども達は皆満面の笑みを浮かべており、大自然の中、慣れない事にも果敢に挑戦したキャンプの思い出が、心に強く残ったことが伝わりました。
(松橋)
2023年10月29日
Aza-Pla LAND 2023
9月24日にプラザのお祭り「Aza-Pla LAND 2023」を行いました。今年も昨年に引き続き子どもたちにやりたいお店を出店してもらい、保護者、地域のボランティア、港区青少年対策高陵地区委員会、麻布警察の皆さんに協力していただきました。オープニングセレモニーにてダンスクラブのパフォーマンス、学童保護者バンドの発表があり、盛大にAza-Pla LANDがスタートしました。
子どもスタッフは1か月半ほど前から準備に取りかかり、何のお店を出店するか、みんなが楽しめるルールは何かなどを考え、看板づくりや遊びに必要な道具を製作しました。子どもの出店は全部で7つ。子どもスタッフを務めた子たちは、多くの人が来たことに慌てつつも、工夫してみんなを楽しませていました。来館した子たちは、あそびブースに参加した数に応じて景品を選べたので、様々なブースを体験していました。他の子がどんなふうにゲームをクリアしているのか、身を乗り出して見たり、友達が上手くできるよう必死に応援したりしている子もいました。
あそびを通して、子どもたちと地域の大人が交流する姿も見られました。バルーンアートや防犯コーナー、パネルシアター体験などが並びます。段ボールで作ったコースにビー玉を転がして遊ぶお店もあり、あまり見ない遊びに子どもたちも興味津々でした。他にも、かたぬき・メンコ・コマなどが体験できる「むかしあそびコーナー」でボランティアの人から遊び方を教わり、対決している姿も印象的でした。
遊びの後は、みんなでみなトーク!プラザで「みんながやってみたいこと」「やったら面白そうなこと」を思い思いに発表していきます。「本気で怖いお化け屋敷をつくる」「プラザ全体で逃走中」など、職員だけでは考えつかない意見も多くありました。出た意見は館内に掲示してあり、まだまだ募集中です。みんなの「やりたい!」をぜひ教えてね。
今年も多くの子が遊びに来てくれたAza-Pla LAND。いつもと異なる館内の様子にワクワクし、楽しそうに遊んでいました。外国籍の子も子どもスタッフとして活躍する場面もあり、麻布ならではの児童館祭りとなりました。今回携わっていただいた地域の大人のみなさま、子どもスタッフとして活躍してくれたみんな、ありがとうございました。また来年も遊びにきてね!
(麻生、入江、久田、大城)
2023年10月25日
KIDS DANCE CLUB AZABU
麻布子ども中高生プラザでは、ダンスを通じて仲間づくりや表現活動を楽しむことを目的に、月2回のダンスクラブ(KID DANCE CLUB AZABU)を実施しています。小学生を対象に、活動は前期(4月~10月上旬)・後期(10月下旬~3月)の二期に分かれ、それぞれの発表会に向けて練習を行っています。
ダンスクラブの日々の活動では、筋トレとストレッチの後に振り付け練習。振り付けは講師の先生が毎回考えてくださり、今期では組体操を取り入れた振り付けとなっています。体を動かすのが大好きな子、友達と何かをするのが好きな子など、いろんな子が集まり、時にはおしゃべりもしながら、楽しんで踊ることを大切に活動しています。
前期の発表会である『Aza-Pla LAND(プラザのお祭り)』と『みなと区民まつり』では、お揃いのマークがついたTシャツを身につけ、子どもたちが練習の成果を発揮しました。発表会の直前は沢山の観客の前で緊張していたメンバーですが、練習では成功させることが難しかった組体操を本番で見事成功させることができました。
後期からは新しい子も入り、ますます賑やかになります。次回の発表会は3月の『AZA-FES(プラザで行うの文化祭)』です。ぜひ子どもたちのダンスをご覧ください。