活動の
記録

子ども歳時記・敬老の日特別プログラム『ハンドタオルでくまさん人形作り』

今年の敬老の日は特別プログラム!NPO法人プラチナ美容塾さんにご協力いただき、「ハンドタオルでくまさん人形作り」に挑戦しました。みんなが心を込めて作ったくまさん人形は近くの高齢者施設へプレゼントします。最初に「敬老クイズ」を行い、敬老の日を知ることから始めました。少し難しいクイズもありましたが、敬老の日についてみんなよく知っていたようでたくさんの手が上がりました。クイズの最後に、自分の家族だけでなく地域のお年寄りにも感謝することが敬老の日の本当の意味であることを伝え、くまさん人形作りに取り掛かりました。

くまさん人形づくりが始まると、一気に真剣モード。1人2個くまさん人形を作ります。幼児さんや小学生だけでなく、高校生の男の子たちも参加してくれました。講師の方のお話をよーく聞いて、ハンドタオルをくるくる巻いたり輪ゴムで留めたり。とっても可愛いくまさん人形をたくさん作ることができました。中には、作り方を見ないで2個目を作れるようになった子も!
くまさん人形を作った後は、メッセージカードを書きました。「いつも見守ってくれてありがとう。長生きしてね。」といったメッセージを書いて、絵を描いて、お年寄りへの感謝の気持ちがこもった素敵なメッセージカードが出来ました。最後に作ったくまさん人形を綺麗にラッピング!「まだ作りたいよ~!」と惜しむ声がたくさん上がりました。作り方は持ち帰ることが出来るので、みんな「お家でも作ってみよう!」と言っていました。

そして、待ちに待ったくまさん人形をプレゼントしに行く時間です。くまさん人形とメッセージカードを持っていざ出発!プレゼントに行くときは緊張しましたが、高齢者施設の方はとっても喜んでくれました。自分の家族だけでなく地域のお年寄りにも感謝の気持ちを伝えることが出来たことで、より一層素敵な敬老の日になったのではないでしょうか。(神原)

      

なりきり!ザ★ワールド AZA夏祭り編

8月21日に大人も子供もなりきってあそぶ「なりきり!ザ★ワールド」を実施しました。年に3回を予定している「なりきり!ザ★ワールド」、今回は「夏祭り」がテーマでした。
アリーナに和太鼓や櫓(やぐら)、提灯などのセットに加え、浴衣や甚平を着て参加する子もいて会場はすっかり夏祭りの雰囲気です!
最初に、櫓を囲んで「月夜のポンチャラリン」という盆踊りを踊りました。事前におうちで練習してきてくれた子が多く、みんなノリノリで踊る様子が見られました。

     

盆踊りが終わると、屋台ごっこの準備に取り掛かりました。参加者は2、3組ずつ、「やきそばやさん」、「やきとりやさん」、「かき氷やさん」、「ソースせんべいやさん」、「りんごあめやさん」、「わなげやさん」の6つの屋台に別れて担当しました。まず取り掛かったのは看板づくり。カラフルな色で塗ったり、絵を描いてみたり、自分たちの名前を書いてみたりと個性豊かな看板ができあがっていました。
看板づくりが終わると屋台の売り物づくりがはじまりました。わたや毛糸など様々な素材を使って、切ったり、貼ったり、飾りつけたり、それぞれ売り物を作っていました。黙々と作業に取りかかる子もいれば、お友達とおしゃべりに夢中になって手が止まってしまう子もいました。

     

開店準備が終わると、いよいよ屋台ごっこがスタート!
店員さん役、お客さん役に分かれて行いました。
店員さん役の子は、はっぴを着て「いらっしゃいませー!」と大きな声で呼び込みをしたり、お金の計算・受け渡しをしたり、何をするにも一生懸命な姿が見られました。お客さん役の子は、カバンとお財布を手に意気揚々と屋台をめぐり、限られたお小遣いで何を買うか迷っているようでした。屋台スペースの真ん中に設けた「くつろぎの場」という休憩スペースでは、屋台で買ったものを広げ写真を撮ったり、おしゃべりをしたり、それぞれに楽しんでいる様子が見られました。
屋台ごっこ終盤には、かき氷とりんご飴が売り切れてしまうほど大盛況で幕を閉じました。

     

     

屋台ごっこが終わると、みんなでお神輿を担ぎました。お神輿を初めて目にする子が多く、興味津々で近寄っていました。お神輿の側面には、みんなの手形をかたどって花火をデザインしました。保護者の方には大きなうちわをお渡しし、風をおくっていただきました。子どもたちは、お神輿を肩に担ぐと大きな声で「わっしょい!わっしょい!」と声を出しながらアリーナを3周し、その後館内を回りました。

     

最後に、お土産のヨーヨーを子どもたちに手渡すと、とびきりの笑顔を見せてくれました。夏祭りの終わりには、それぞれ神輿や太鼓の前で写真を撮る姿がありました。
今回の「なりきり!ザ★ワールド」は、「夏祭り」をテーマに開催しました。次回は秋の実施を予定しています。次の「なりきり!ザ★ワールド」は、なにになりきって遊ぶでしょうか。たのしみにお待ちくださいませ。

沖田

ひろばみずあそび~ちゃぷちゃぷしちゃおっ!~

皆さん今年の夏はいかがお過ごしでしたか。ひろばでは毎年恒例の水遊びを実施しました!昨年はスプリンクラーのみでの納涼水遊びでしたが、今年はプールも復活!屋上にいろいろな形のビニールプールが登場しました。もちろんスプリンクラーも昨年に引き続き登場。噴水のように水が噴き出す様子に子どもたちも大はしゃぎです。

     

ひろばの水遊びでは、おすわりができるようになったばかりの0歳児から、もうすぐ小学生の5歳児までの子どもたちが、それぞれ思い思いに遊んでいます。中には、最初は遠くからじーっと様子を見るなど、慣れない水に怖がる子もいました。そんな時、最初は水たまりに挑戦!ママと一緒に水を触りながら少しずつ水に慣れていきます。

今年の注目はアヒルの形をした一人用プール。子どもがすっぽりと座って入れるサイズで、体の小さな赤ちゃんもここなら安心。アヒルに乗ってぱちゃぱちゃと遊んでいます。そんな自分の子どもの様子を見て写真を撮るママも。親子で楽しく過ごしていました。アヒルにのって船のようにゆらゆら揺らして遊ぶ子も。「出発進行―!」と、気分は船長です。
虹の形をしたスプリンクラーでは、まるでカーテンのように水が降っています。近くまで来て上から来る水をさわってみる子。歩いて虹の雨の中を通りすぎる子。ママたちもそばで見守っています。

     

最終日までの4日間、たくさんの親子が水遊びに参加してくれました。ママも一緒に親子でぬれながら遊んだ子。ママだけでなくパパも一緒に参加した家族。みんなでそれぞれ水遊びを楽しんでいました。今年も夏は暑い日が続きましたが、また来年もみんなで一緒に水遊びを楽しみましょう!

入江

Azabu Spring “Day” Camp~春のファミリーピザまつり~

 今年の春は日帰りキャンプ!コロナ禍でも子どもたちに自然体験をという願いから、今回は家族で参加していただき、ピザづくりに挑戦しました!こどもの国の野外炊事場に集まり、家族みんなで協力して美味しいピザを作ります。こどもの国には桜の木も多くあり、当日もたくさんの桜が私たちを出迎えてくれました。各家族の自己紹介が終わると、子どもたちは早くピザを作りたくてワクワクの表情。スタッフから生地の作り方を教わってさっそくスタートします。

 まずは生地作り、材料を混ぜてコネコネこねていきます。みんなも一生懸命、兄弟で交代しながらこねる子どもたちもいました。生地がまとまってきたら、寝かして発酵させる間に窯の準備を始めます。

   

 スタッフが薪割りの方法を伝えると、大人も子どもも真剣に話を聞いています。初めて薪割りをする子どもたち。自分たちで薪を斬って火をつける姿を大人たちも手伝いながら見守っています。

   

 さあ生地も発酵してフカフカになりました。窯に火もついたらいよいよピザを焼いていきます。トマトやピーマン、明太子やシーフードなど好きな具材をピザにのせて窯の中へ!まだかな、まだかなと焼きあがるのを待ちながら、火が消えないように新しい薪を入れていきます。しばらくするとピザが焼きあがる良い香りが…。そしてとうとうピザの完成です!

   

 みんなで楽しいお昼ごはん。あちこちから「いただきまーす!」の声が聞こえてきました。目の前には焼きあがったピザがたくさん!自分たちで生地から作ったピザはおいしさもひとしお。あっという間に食べてしましました。さらにおやつにはマシュマロや焼きリンゴも・・・。子どもたちは自分でマシュマロを火にかけてパクッ!「あまくておいしい!」とみんなニコニコです。

   

 ごちそうさまをしたら全員でお片付け。きれいにした後は今回のキャンプの記念撮影をしました。桜を背景にハイチーズ!みんな良い笑顔です!このあとは挨拶をして解散。自由にこどもの国を楽しんでいただきました。参加者の皆さんからは「久しぶりに野外で活動することができました。」「何もかも初めての体験で楽しかったです!」との声もいただき、家族で野外活動を楽しんでいただくことができて私たちもうれしく思いました。また皆さんで楽しくキャンプができる日を心待ちにしております! (入江)

【AZA-FES’21】

2年ぶりとなるAZA-FESが3月14日に開催されました。
AZA-FESとは、普段遊びに来ている子どもたち・地域のみなさん・ボランティア活動に参加してくれている大学生や社会人など、麻布子ども中高生プラザに関わるすべての人たちの日ごろの活動の発表の場として毎年開催されています。
昨年は準備まで進んでいましたが、緊急事態宣言の発出で中止となってしまい残念な思いをしました。
今回は、感染予防対策を徹底させての開催となりました。
換気時間を設けるため3部制とし、自宅からでも見られるようyoutube Liveでの中継も実施しました。
出演者全員、2年間ためてきたエネルギーを、ステージ上で爆発させました。

トップバッターは、「Kids Dance Club AZABU」
プラザの小学生ダンスクラブチームです。
この日のために1月から毎週練習をしてきました。
みごとにフォーメーションを決めて会場を盛り上げてくれました。

2番目は小学生2人組の「けんだまファイターズ」
曲に合わせて、いろいろなけん玉の技を披露してくれました。

3番目は小学5年生のK-POPダンスユニット「OnCe」
小学生とは思えないパフォーマンスは圧巻でした。

4番目は小学生2人と高校生のユニット「あざフレンズ」
高校生がリミックスした鬼滅の刃の歌「炎」を一生懸命うたってくれました。

5番目に登場したのは高校生2人組の「K4G32.Project」
手作りしたフィンランドの民族楽器「カンテレ」とベースによる演奏です。

6番目は高校生や大学生ボランティアたちがイラストで参加してくれた「アートエキシビジョン」
館内に展示したイラスト作品を映像と一緒に解説してくれました。

7番目はおはなし会でおなじみ近藤さんの「コンコンズ」
パプリカの演奏では、会場で踊りだす子も続出。

8番目は「ピアーズ&楽々団」
大学生ボランティアと高校生ボランティアの紹介映像です。
カメラの前で手品を見せてくれたりと楽しませてくれました。

9番目に登場したのは「円周角の定理(仮)」
中学3年生2人組のユニットです。
真っ暗なステージとかっこいい映像の中で熱唱してくれました。

10番目は本村幼稚園年長組の「エルマーのなかまたち」
本村小の警備員さんの演奏で、元気いっぱい歌ってくれました。

11番目は「うな重」
小学生4人組でNiziuとBTSのダンスを披露してくれました。
幼児さんも一緒になって踊ってくれました。

最後は出演者全員でステージ上での大合唱
大盛り上がりの中、AZA-FES’21は幕を閉じました。

 

終了後は、出演者・スタッフが集まって振り返りを行いました。
興奮冷めやらぬなか、子どもたちからは
「来年は歌で出てみたい」
「ゲーム大会の決勝戦をステージ上でやりたい」
「自分が作った曲を歌ってもらいたい」
など来年に向けた様々なアイデアが飛び出しました。

最後は1本締めで絞めくくり。
出演者ならびに手伝ってくれたボランティアのみなさん、お疲れさまでした。

植木