活動の
記録

なりきり!ザ★ワールド開催!目指せ忍者マスター!

みんなでごっこ遊びを楽しむ「なりきり!ザ★ワールド」が開催されました!今回のテーマは「忍者」。親子で忍者の卵となって、忍術学園で一人前の忍者を目指します。最初は忍者衣装と刀づくり。自分たちで色を選んで衣装と刀を飾り付けしていきます。衣装にペンで模様を描いていく親子や、刀に飾りを付けていく親子。みんな自分だけの衣装と刀を作っていきます。
     

忍者衣装と刀ができたら次は忍者ダンス。事前に動画を見て練習してきたからか、みんなしゃがんだり跳んだりして生き生きと踊っています。そして刀の練習です!はじめに素振りから。一生懸命刀を振っていきます。次は居合切り!最後は大人忍者から振り下ろされる刀を両手で挟んでパシッ!見事な真剣白刃取りでした。

     

さあ忍術修行の始まりです。アリーナは2つに区切られ、それぞれ室内・屋外の修行の部屋に分かれています。忍者たちはグループに分かれていざ修行へ出発!
まずは室内編。「聞き耳の術」の修行では2人の大人忍者が同時に言葉を叫んでいます。何の言葉を叫んだのかな?こども忍者は耳を澄ましています。「忍び足の術」では、足に鈴をつけてそろりそろり、音を立てないように歩きます。「手裏剣の術」では的に向かって手裏剣をビュン!。うまく当てられたかな?

室内の修行が終わると今度は屋外編、「水ぐもの術」はちょっと難しい。忍者が水の上を渡る時に使った水ぐもを足に付けて、ロープをつたいながら川を渡っていきます。中には川に落ちてしまう子も。「がんばれー!」と仲間からがたくさんの応援を受けてなんとか渡り切りました。そして「丸太渡り&変身の術」ではゆっくりと丸太と渡ります。渡り切ったら動物に変身。ウサギやカニなどいろんな動物が現れました。

全ての修行が終わるといよいよ学園長からの最後の試練、「武器集め」です!忍者の武器が描かれたカードがアリーナの至るところにちりばめられています!親子で協力して時間内にたくさんのカードを集めることができるでしょうか?一斉に探し始める忍者たち。「どこにある?」、「あったー!」、「パパとって!」とたくさんの声が聞こえてきます。

そして時間がたち…、「・・・3・2・1。終了!集まれ!」学園長の声掛けと共に多くの武器カードを手に入れた忍者たちが集まってきました。学園長も大喜び。「素晴らしい!最終試練を突破した君たちを立派な忍者と認めてこの認定証を進呈しよう!」と認定証を読み上げていきます。学園長に認められ、修行を乗り越えた忍者たちは嬉しそうに認定証と、卒業の証である特別な手裏剣を受け取りました。

    

認定証と手裏剣を手渡された忍者たち。終了後はみんなニコニコっとしてお互いに認定証を見せ合ったり、親子で写真撮影をしたりしていました。今回の「なりきり!ザ★ワールド」では忍者の世界でたくさんの修行に挑戦しました。なかなか集団であそぶことが難しいこの頃ですが、親子でごっこあそびを通していろんな世界を楽しんでいただけたら幸いです。次回の「なりきり!ザ★ワールド」はどんなごっこ遊びになるのか。ぜひ楽しみにお待ちください♪

入江

鬼集団を退治! ~全隊員一致団結せよ~

麻布子ども中高生プラザでは毎年節分を行っています。
節分は疫病などの邪気を連れてくる鬼に、豆を投げ退治することで1年の健康を願う行事です。豆にも「魔を滅する=魔滅=豆」という語呂合わせがあるそうです。
その節分がなんと、今年は124年ぶりの2月2日!

麻布子ども中高生プラザでも毎年節分を行い、豆まきをして鬼を退治していますが、今年はなんと、鬼から挑戦状が届きました…!
毎年退治され悔しい思いをしている鬼は修業して強くなったというのです。そんな鬼に対抗するべく子どもたちも修業を行うことになりました。
なので、鬼に立ち向かえる強い体を手に入れるため「蹴る」「投げる」「走る」の力を鍛える修業に挑戦です。

「ボウリングサッカー(蹴る力)」
サッカーボールを蹴って的に当たればポイントを獲得できます。こちらも距離によって貰えるポイントが変わり、5mから蹴って見事的を倒した子もいました。

「リングトス(投げる力)」
投げる距離によって貰えるポイントが変わる輪投げです。遠いところは2mも離れていました。幼児さん用の小さな輪投げも用意しました。

「タイムトライアル(走る力)」
4名で一斉にスタート!障害物を超えて一番最初にゴールした人からランダムにポイントカードが貰える運試しも兼ねた修業です。

修業を行うことでそれぞれ「水」「炎」「雷」のポイントカードを貰え、子どもたちが貰ったポイントの合計で鬼とポイント勝負を行います。

20分間みんな好きな修業を行ってポイントを稼ぎ、中には一人で200ポイント近く稼ぐ子も
小学生を中心に、集めたポイントを頑張って計算してくれました。鬼に対する準備は万端です!

 

そこに、雷の音が響いて鬼たちが現れました。なんと事前に盗んだ豆まき用の福豆を持っているのではないですか。なんとか福豆を取り返さないといけません。
ついに鬼との対決です。集めた「水」「炎」「雷」のポイントで鬼と力比べ。鬼の得意な「雷」では敗れてしまったものの2対1で何とか勝利!それでも諦めない鬼はアリーナのいたるところに鬼印の札を貼っていきます。鬼がお札を貼っているその隙に福豆を取り返すことに成功しました。油断している鬼に向かって豆まきです。みんなで鬼に向かって「鬼は外!福は内!」と元気いっぱいに豆まきをしました。鬼もスタコラさっさと逃げていき、完全勝利です!!

鬼退治をしてくれたみなさん、本当にありがとうございました!
一年間、健康に過ごせますように…。

井上

モ~っと福よこい‼お正月

あけましておめでとうございます今年は丑年ということで麻布子ども中高生プラザでは「うし巫女様」が登場し、様々なお正月遊びを行いましたコマなどのお正月遊びが楽しめるコーナーや書初めの他に、4日間日替わりで行ったお正月遊びの様子をご紹介します
          
1日目は「福笑い」
模造紙4枚分の大きさの巨大福笑いを男子、女子の2チームに分かれ、どちらがうまく顔が作れるか競いました。チームの味方からの「上!もっと下!」などのアドバイスと相手チームの大声を聞き取りながら頑張った結果は…。男子チームが「ユニークで賞」女子チームが「ピッタリで賞」となりました。みんなで大笑いした1時間でした。
  
2日目は「けん玉交流会」
けん玉検定や紅白歌合戦のような「けん玉チャレンジ」をみんなで行いました。世界記録を目指して一致団結してチャレンジした結果…。記録はなんと『57回』みんなで大盛り上がり一生懸命練習した成果ですね♪
  
3日目は「羽根つき」
羽子板を使って、あげ羽やおい羽を行いました。あげ羽では記録121回という大記録おい羽大会では、顔の代わりに牛のイラストに一筆書きをしてみんなでたくさん笑い合いました。
  
4日目は「凧あげ」
ビニール袋と竹ひごで作るオリジナル凧を作りました。みんな一生懸命作ったオリジナル凧をもって公園へ♪うまく揚がるかドキドキでしたが、5メートル程高く揚がる子もいるなど、大成功でした
   
このように、この4日間でたくさんのみんなでお正月遊びを楽しみました。みんなにとって今年も良い年になりますように
佐藤

ウィンターフェスタ2020★

 毎年12月に創価大学のお兄さん・お姉さんたちが実施してくれる「ウィンターフェスタ」!このイベントは大学生との交流を通して、多様な価値観や人柄に出会うことを目的に実施しているものです。
例年人形劇とワークショップ・運動遊びを行っていますが、今年は初の試みとなるオンラインでの実施となりました。
まずは手作り紙芝居の上演です。脚本からコマ絵、BGMまで全て学生のみなさんが1から考えた作品でした。主人公のライオンさんが旅を続けていく中で徐々に自信をつけていくというお話で、みんな最初から最後まで集中して見ていました。

つぎはアリーナに移動して「おどってじゃんけん」をしました。オリジナルのじゃんけんを覚え、いざ勝負!「クレヨンしんちゃんじゃんけん」「コアラじゃんけん」「忍者じゃんけん」など様々あって、みんなとても楽しんでいるようでした。

つぎは遊戯室でオンラインゲームをしました。ジェスチャー・シルエットクイズなど、様々なゲームを一緒に行い、子どもたちだけでなくみんな大盛り上がりでした。関西の方から参加してくれた学生さんもいて、オンラインだからこそ繋がることができたのだと感じました。
 
最後はアリーナにて「ロープでジグザグ競争」をチーム戦で行いました。床の上にくねくねと置かれたロープの上を辿り、早くゴールしたチームの勝ちです。みんな一生懸命走り、精一杯声援を送っていました。

今年は例年と比べると参加者が少なかったですが、終わった後に大学生へ手紙を渡したり、お電話にて感謝の気持ちを伝えていただいたり、とても満足度が高かったように感じました。来年も大学生の方たちが来てくれます。お楽しみに~!
麻生

生きもの係~稲刈り・お米探し編~

 とうとうこの日がやってきました!そう!麻布子ども中高生プラザ屋上の田んぼの稲刈りの日です。昨年はスズメの被害を受けつつもお米を収穫することができました。さあ今年はどうでしょうか?…
 
稲刈り前に、子どもたちはまず、講師の平川先生から「鎌の使い方」「お米の歴史」を教わりました。その後は、すぐに実践、鎌を握り、稲刈りに挑戦しました。しかし刈ってみるも、思うように上手く刈れません。大人がサポートしつつ、刈る事が出来ました。でも1度コツを掴むともう大丈夫、テンポよくサクサクと稲を収穫していました。
 
刈り取った稲は麻ひもで結び干していきます。子どもたちは、稲の結び方を教わり、自分たちで刈り取った稲を束ね、互い違いに干して行きました。稲はしっかりと乾燥させ次の活動の脱穀・精米に備えます。

干して乾燥させた稲を見てみると緊急事態発生!稲には穂が実っているものの中身の粒がなくスカスカの状態…次は脱穀・精米を予定していましたが急遽お米探しに変更。子どもと大人が必死になって稲を1本1本確認して実っている粒を探します。なかなか見つからず悪戦苦闘しました。
 
そんな様子を見ていた子どもの一人が急に俳句を作り始めました。出来上がった句を紹介します。
米探し 米も子どもも 少ないな
見つからない たくさん見ても 粒がない

俳句を作ったり、粒がない原因を話し合いながらすべての稲を確認した所、なんとなんと…10粒の実ったお米を発見する事が出来ました。見つかったお米は10粒ですが、毎日何気なく食べているお米の、「大切さ」「ありがたみ」を実感する事が出来るプログラムになりました。最後に残った稲を使って「しおり」を作りました。

見つかった10粒は事務所横の掲示板アザップに掲示予定です。また去年収穫したお米も事務所で保管しています。見たい人はお気軽にお声掛けください。
現在生きもの係では、ベランダでカブと大根を育てています。乞うご期待!!
 

増田
最後に
10月15日の稲刈りをお手伝いいただきました。「港区みどりを愛し護る会」の平川先生がこの2日後にお亡くなりました。突然の訃報に私たちスタッフ一同、言葉もありませんでした。
平川先生との出会いは2017年10月の「みなと区民まつり」でした。その年の12月に「七草の寄せ植え」が先生との活動の始まりでした。野の花や草、トンボ、カエルが大好きでその魅力を一生懸命子どもたちに伝えていただきました。いつも笑顔をたやさず、にこにこしながら自然の素晴らしさを語る先生を子どもたちは大好きでした。
これからもずっとお付き合いいただき、子どもと自然とをつなぐプログラムを企画していこうと思っていいただけに残念でなりません。
「先生これからも高い空の上からトンボと一緒に子どもたちを見守っていて下さい。」
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
麻布子ども中高生プラザ 館長 佐野真一