活動の
記録
2017年02月10日
「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー」7色マイコンホタル
トヨタ技術会の有志メンバーの方をお招きして小学4~6年生を
対象に工作教室のプログラムを行いました。
講師より実際に製品で使われている技術のレクチャー。
まずは講師より、コンピューター、デジタルの表現から“二進法”
についてレクチャーを受けました。0、1、10、11、100、101、111
さて次は? 「112?」「1000?」と”二進法”や”十進法”の
問題形式で理解を深めていきました。
実用されている技術の一例として、色に反応して
識別をして走る車の模型を、走らせてコンピュータが動く
基本的な仕組みをわかりやすく説明してくれました。
興味津々にしっかりとお話を聞いていました。
そして最後は実際にプログラミング。
3個の切り替えスイッチで8通りの光り方をソフトを使って入力。
「光った!」「わたしはこのパターンがいい!」この発光プログラム
(点滅させる色や秒数)を子供たち自身で考え、
マイコンホタルを完成させました。(お土産としてお持ち帰り!)
モノづくりの大切さや科学の楽しさが伝わる体験でした。
2017年02月15日
とり+かえっこ
2月12日に「とり+かえっこ」が開催されました。とり+かえっことは、
「まだ使えるけど、もう使わない。でも誰かに使ってもらいたい。」
そんなおもちゃを持ってきてポイントに交換し、変えたポイントで
他のお友達の持ってきたおもちゃを買うことができる、
子どもたちの作る街づくりイベントです。
開催1週間前から店長の活動が始まり、おもちゃの仕分けと
ゲームコーナーの準備を開始しました。子ども達からは
「糸電話を使った伝言ゲームがしたい!」「前やった風船ゲームは
もう一回やりたい!」などの声が聞こえました。
店長さんの仕事のなかでも一番人気の
「おもちゃの仕分け」も楽しんで行いました!
当日集合してまず始めに「いらっしゃいませ!ありがとうございました!」
と、声だし練習をしました。その後はゲームコーナーの準備、
お仕事のシフトを決め、お昼ご飯を食べていざ「とり+かえっこ」!
たくさんのお客さんが来てくださり、店長さんたちの気合も
ますます入って大盛り上がり。
欲しいおもちゃのためにたくさんポイントを集める子、
弟や妹のために自分のポイントでおもちゃを買う子など、
思い思いに「とり+かえっこ」を楽しんでいる子どもたちの姿がありました。
15時からはいよいよオークションタイム。
店長さんたちが「これは感動だ!」と思ったおもちゃがオークションに
出品され、参加している子どもたちがオークション形式で
ポイント数を言います。今回は職員だけでなく、店長さんも
オークションの司会を担当し、オークションを盛り上げてくれました!
今年度最後の「とり+かえっこ」、たくさんの子どもたちの笑顔で
あふれ、大成功となりました!
来年度も行いますので、たくさんの方のお越しをお待ちしております。
2017年02月28日
Let’s 陶芸タイム
1月~2月の3日間に「Let’s 陶芸タイム」を行いました。
1回目の1月21日には、陶芸の形づくりをしました。
まずは粘土をこねて、細長いひもを作ります。その長いひもを
1段ずつ重ねていき、少しずつ器の形に近づけていきました。
同じ方法で器を作っているのに、広い飲み口だったり、
ぼこぼこと味のある形だったり、
1人1人の個性の詰まった形になりました。
2回目の2月18日には、前回作って素焼きをしたものに
絵付けをしました。
陶芸用の絵の具を使って器の中や側面に模様をつけ、
思い思いの作品に仕上げていきます。普通の絵の具と使い方は
同じなのですが、素焼きをした土に絵の具をのせるのは、
なかなか色が乗りにくく、何度も何度も色を重ねて色付けを
していくのです。絵付けが終わった後には、釉薬(ゆうやく)、
というガラス質のコーティングの薬を表面に流しかけます。
自分の作品が真っ白に包まれて、「大丈夫なの?」
「これどうなるの?」と心配する子どもたち。先生から、
「この薬は、釜の中で1200度のとっても熱い温度になると、
溶けてつるつるになるんだよ。」と説明されると、
少し安心した表情になりました。
3回目の2月25日には、できあがった作品を使っていよいよお茶会です。
自分の作った作品が実際に形になり、食器として使うことが
できたという体験に「ほんとにこれで飲んでいいの?」
「こんな風になると思わなかった。」と感動を覚えている
様子の子どもたちでした。自分のつくった食器で飲むお抹茶は、
一段とおいしく感じられたのではないでしょうか。
冷たくてやわらかかった粘土から、本物の器になるまでの過程を、
身をもって体験した子どもたちでした。
2017年03月06日
子ども歳時記 「みんなでお茶会」
麻布子ども中高生プラザでは、日本に伝わる様々な伝統行事を季節
ごとに子どもたちに伝えていこうと、年間を通して「子ども歳時記」
というプログラムを実施しています。
今回のお茶会では、子ども歳時記ひなまつり行事として、
子どもたちにひな祭りの由来を伝え、
女の子だけでなく子どもの成長を祝う機会としました。
2月25日(土)にお茶会を4回ひらきました。
前半の2回は陶芸でお茶碗を作った幼児とその保護者、小学生向けに、
後半は児童館利用者の幼児とその保護者や小学生の
計50名が参加しました。
今回のお茶の先生は利用者の保護者の方にお願いしました。
お茶会についてどのように進めていったらいいかを先生と
事前に相談しながら決めていきました。お抹茶やお菓子選び、
必要な茶道具など先生に教わりながら準備しました。
そして、いよいよ当日。普段は中高生しか入れないダンス室は
お茶室に模様替え。子ども達は少し緊張した
面持ちで部屋に入ってきました。
先生からはまず、お茶をいただくお作法を教わりました。
その後、先生がお茶をたてると、子どもたちは先生のそばに
近よってじっと手元を見つめていました。抹茶粉の緑色や、
お茶を茶筅でたてるシャカシャカという音、
など目で耳で、お茶会を楽しんでいました。
いよいよ自分の前にお茶が運ばれると、
先ほどの教えを思い出しながらお茶をいただきました。
抹茶の味を聞くと「おいし~い」。
「にがい」と言った子はほとんどいませんでした。
「おかわりいいの~」との声に「私も」「ぼくも」と
ほとんどの子がおかわりをすることに。
抹茶の味に魅了されたようでした。
陶芸で自分で作ったお茶碗でお抹茶を飲む子どもたちには、
お茶碗の絵柄を見る見方も教えて下さいました。
「お茶碗を顔の前に持ち上げるのでなく、顔をお茶碗に近づけて見る」
と話されたあと、先生のなぜでしょう?との問いに
「お茶碗が割れないように」と正解を答える小学生がいました。
お抹茶とお菓子を楽しんだあと、最後に先生から
一期一会のお話がありました。
「このメンバーで集まるのは今のこの瞬間しかないので、
この時間を大切にして下さい」と先生が優しい語り口で話され、
子どもたちはその言葉に耳を傾けていました。
今回のお茶会を通して、日本の伝統文化を体験し、
作法を伝えることを通して、子どもが人や物に対しての
関わり方に気付く機会にもなりました。
2017年03月24日
小学生タイムスペシャル 「けん玉ショー&ワークショップ」
TVで大活躍のプロのけん玉師伊藤佑介氏を招いてけん玉
パフォーマンスとワークショップを行ないました。
前半30分は音楽に合わせて圧巻のパフォーマンスを行ないました。
昔ながらの技やけん玉ジャグリング、見たこともないくらい
大きなけん玉や小さなけん玉を使っての技の数々に、参加した
子どもたちは興味津々。大人も熱心に見入っていました。
その後1時間ワークショップを行ないました。
けん玉検定の技を皆で練習し、
誰が一番上手にできるか競争しました。
見事1位に輝いた子には、伊藤先生からちっちゃなけん玉
のプレゼントがありました。途中で「できない~」と
投げ出してしまう子もいる中、最後まで技を極めようと
頑張っている子どもたちもたくさんいて、職員も負けじと頑張りました!
このワークショプをきっかけに、子どもたちがけん玉だけでなく
何事にも挑戦し、失敗してもあきらめない姿勢を
身に着けてくれたらなと思います。