活動の
記録

「科学のびっくり箱!なぜなにレクチャー」7色マイコンホタル

トヨタ技術会の有志メンバーの方をお招きして小学4~6年生を
対象に工作教室のプログラムを行いました。
講師より実際に製品で使われている技術のレクチャー。
まずは講師より、コンピューター、デジタルの表現から“二進法”
についてレクチャーを受けました。0、1、10、11、100、101、111
さて次は? 「112?」「1000?」と”二進法”や”十進法”の
問題形式で理解を深めていきました。

実用されている技術の一例として、色に反応して
識別をして走る車の模型を、走らせてコンピュータが動く
基本的な仕組みをわかりやすく説明してくれました。
興味津々にしっかりとお話を聞いていました。

そして最後は実際にプログラミング。
3個の切り替えスイッチで8通りの光り方をソフトを使って入力。
「光った!」「わたしはこのパターンがいい!」この発光プログラム
(点滅させる色や秒数)を子供たち自身で考え、
マイコンホタルを完成させました。(お土産としてお持ち帰り!)
モノづくりの大切さや科学の楽しさが伝わる体験でした。

 

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とり+かえっこ

2月12日に「とり+かえっこ」が開催されました。とり+かえっことは、
「まだ使えるけど、もう使わない。でも誰かに使ってもらいたい。」
そんなおもちゃを持ってきてポイントに交換し、変えたポイントで
他のお友達の持ってきたおもちゃを買うことができる、
子どもたちの作る街づくりイベントです。

開催1週間前から店長の活動が始まり、おもちゃの仕分けと
ゲームコーナーの準備を開始しました。子ども達からは
「糸電話を使った伝言ゲームがしたい!」「前やった風船ゲームは
もう一回やりたい!」などの声が聞こえました。
店長さんの仕事のなかでも一番人気の
「おもちゃの仕分け」も楽しんで行いました!

当日集合してまず始めに「いらっしゃいませ!ありがとうございました!」
と、声だし練習をしました。その後はゲームコーナーの準備、
お仕事のシフトを決め、お昼ご飯を食べていざ「とり+かえっこ」!
たくさんのお客さんが来てくださり、店長さんたちの気合も
ますます入って大盛り上がり。

欲しいおもちゃのためにたくさんポイントを集める子、
弟や妹のために自分のポイントでおもちゃを買う子など、
思い思いに「とり+かえっこ」を楽しんでいる子どもたちの姿がありました。

15時からはいよいよオークションタイム。
店長さんたちが「これは感動だ!」と思ったおもちゃがオークションに
出品され、参加している子どもたちがオークション形式で
ポイント数を言います。今回は職員だけでなく、店長さんも
オークションの司会を担当し、オークションを盛り上げてくれました!

今年度最後の「とり+かえっこ」、たくさんの子どもたちの笑顔で
あふれ、大成功となりました!
来年度も行いますので、たくさんの方のお越しをお待ちしております。

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Let’s 陶芸タイム

1月~2月の3日間に「Let’s 陶芸タイム」を行いました。

1回目の1月21日には、陶芸の形づくりをしました。
まずは粘土をこねて、細長いひもを作ります。その長いひもを
1段ずつ重ねていき、少しずつ器の形に近づけていきました。
同じ方法で器を作っているのに、広い飲み口だったり、
ぼこぼこと味のある形だったり、
1人1人の個性の詰まった形になりました。

2回目の2月18日には、前回作って素焼きをしたものに
絵付けをしました。
陶芸用の絵の具を使って器の中や側面に模様をつけ、
思い思いの作品に仕上げていきます。普通の絵の具と使い方は
同じなのですが、素焼きをした土に絵の具をのせるのは、
なかなか色が乗りにくく、何度も何度も色を重ねて色付けを
していくのです。絵付けが終わった後には、釉薬(ゆうやく)、
というガラス質のコーティングの薬を表面に流しかけます。
自分の作品が真っ白に包まれて、「大丈夫なの?」
「これどうなるの?」と心配する子どもたち。先生から、
「この薬は、釜の中で1200度のとっても熱い温度になると、
溶けてつるつるになるんだよ。」と説明されると、
少し安心した表情になりました。

3回目の2月25日には、できあがった作品を使っていよいよお茶会です。
自分の作った作品が実際に形になり、食器として使うことが
できたという体験に「ほんとにこれで飲んでいいの?」
「こんな風になると思わなかった。」と感動を覚えている
様子の子どもたちでした。自分のつくった食器で飲むお抹茶は、
一段とおいしく感じられたのではないでしょうか。
冷たくてやわらかかった粘土から、本物の器になるまでの過程を、
身をもって体験した子どもたちでした。

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子ども歳時記 「みんなでお茶会」

麻布子ども中高生プラザでは、日本に伝わる様々な伝統行事を季節
ごとに子どもたちに伝えていこうと、年間を通して「子ども歳時記」
というプログラムを実施しています。

今回のお茶会では、子ども歳時記ひなまつり行事として、
子どもたちにひな祭りの由来を伝え、
女の子だけでなく子どもの成長を祝う機会としました。
2月25日(土)にお茶会を4回ひらきました。

前半の2回は陶芸でお茶碗を作った幼児とその保護者、小学生向けに、
後半は児童館利用者の幼児とその保護者や小学生の
計50名が参加しました。

今回のお茶の先生は利用者の保護者の方にお願いしました。
お茶会についてどのように進めていったらいいかを先生と
事前に相談しながら決めていきました。お抹茶やお菓子選び、
必要な茶道具など先生に教わりながら準備しました。

そして、いよいよ当日。普段は中高生しか入れないダンス室は
お茶室に模様替え。子ども達は少し緊張した
面持ちで部屋に入ってきました。

先生からはまず、お茶をいただくお作法を教わりました。
その後、先生がお茶をたてると、子どもたちは先生のそばに
近よってじっと手元を見つめていました。抹茶粉の緑色や、
お茶を茶筅でたてるシャカシャカという音、
など目で耳で、お茶会を楽しんでいました。

いよいよ自分の前にお茶が運ばれると、
先ほどの教えを思い出しながらお茶をいただきました。
抹茶の味を聞くと「おいし~い」。
「にがい」と言った子はほとんどいませんでした。
「おかわりいいの~」との声に「私も」「ぼくも」と
ほとんどの子がおかわりをすることに。
抹茶の味に魅了されたようでした。

陶芸で自分で作ったお茶碗でお抹茶を飲む子どもたちには、
お茶碗の絵柄を見る見方も教えて下さいました。
「お茶碗を顔の前に持ち上げるのでなく、顔をお茶碗に近づけて見る」
と話されたあと、先生のなぜでしょう?との問いに
「お茶碗が割れないように」と正解を答える小学生がいました。

お抹茶とお菓子を楽しんだあと、最後に先生から
一期一会のお話がありました。
「このメンバーで集まるのは今のこの瞬間しかないので、
この時間を大切にして下さい」と先生が優しい語り口で話され、
子どもたちはその言葉に耳を傾けていました。

今回のお茶会を通して、日本の伝統文化を体験し、
作法を伝えることを通して、子どもが人や物に対しての
関わり方に気付く機会にもなりました。

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小学生タイムスペシャル 「けん玉ショー&ワークショップ」

TVで大活躍のプロのけん玉師伊藤佑介氏を招いてけん玉
パフォーマンスとワークショップを行ないました。
前半30分は音楽に合わせて圧巻のパフォーマンスを行ないました。
昔ながらの技やけん玉ジャグリング、見たこともないくらい
大きなけん玉や小さなけん玉を使っての技の数々に、参加した
子どもたちは興味津々。大人も熱心に見入っていました。

その後1時間ワークショップを行ないました。
けん玉検定の技を皆で練習し、
誰が一番上手にできるか競争しました。
見事1位に輝いた子には、伊藤先生からちっちゃなけん玉
のプレゼントがありました。途中で「できない~」と
投げ出してしまう子もいる中、最後まで技を極めようと
頑張っている子どもたちもたくさんいて、職員も負けじと頑張りました!

このワークショプをきっかけに、子どもたちがけん玉だけでなく
何事にも挑戦し、失敗してもあきらめない姿勢を
身に着けてくれたらなと思います。

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