活動の
記録

なりきり!ザ☆ワールド開催!!~いくぞ忍者!秘伝の巻物編!~

今年もみんなでごっこ遊びを楽しむ「なりきり!ザ☆ワールド」が開催されました。
今回のテーマは「いくぞ忍者!秘伝の巻物編!」。親子で忍者になり、秘伝の巻物をゲットするための修行を積んで、敵の城に乗り込みます。忍者たちは無事に巻物にたどり着けるのでしょうか…
ではさっそく、なりきり!ザ☆ワールド、スタート!

【修行準備の段】
まずは3人の師範と一緒に、一人前の忍者になるために大切な「忍者のこころえ」を確認します。
その次に、忍者にとって必要不可欠な忍者服を作ります。自分で選んだ色の服に絵を描いたり、手作りの手裏剣を貼ったり、それぞれ個性豊かな忍者服ができあがっていきます。なかには、お家からお手製の忍者服を着てきてくれた子も!やる気十分だね!

 

できあがった忍者服を身につけたら、修行に向けて心をひとつにするため、みんなで忍者体操を踊ります。ニンニン!

【修行の段】
それでは修行スタートです。今回の修行は「手裏剣」「剣術」「丸太渡り」の3種類。
「手裏剣」の修行では、壁のいろいろな位置にある的に向かって手裏剣を投げます。たくさんの手裏剣を一気に投げたり、後ろを向いて投げたり、オリジナル技が生まれていきます。

 

「剣術」の修行では、剣を上から振り下ろしたり、真剣白刃取りをしたり…たくさんの動きを練習します。

 

「丸太渡り」の修行では、丸太の上を落ちないように渡ります。初めは大人忍者の手を借りてゆっくり渡っていた忍者たちでしたが、何度も練習していくうちにひとりでスラスラ渡れるようになりました!

 

【城内潜入!秘伝の巻物ゲット!の段】
ついにお城へ到着。お城の周りにあるお堀に浮かぶ蓮の葉の上を、落ちないようにぴょんぴょん跳んでいきます。

…あ!将軍の部屋に続く抜け道発見!しかし道には将軍のペットのハムスターが寝ています!起こさないように、静か〜に抜け道を通ります。

…ついに将軍の部屋に到着!あれ、何もないぞ…?
するとどこからか声が聞こえてきます。「おーい。ここじゃよ、ここ。」
みんなで声の主を探すと、宝箱を持った総師範が立っていました。秘伝の巻物ゲットに向けた修行は、みんなを一人前の忍者にするための総師範からのミッションだったのです。
総師範が「宝箱を開けるためには、忍者のこころえを唱えなければならない。みんな、覚えておるかな?」と言うと、みんなは始めに確認した忍者のこころえを一つずつ唱えます。すると宝箱が開き、中から秘伝の巻物と手裏剣が!それぞれの師範からこの二つを受けとり、一人前の忍者になったみんなは、大人忍者に巻物を見せたり記念撮影をして、それぞれの里に帰っていきました。これからも忍者の心を忘れないでね!

今回のなりきり!ザ☆ワールドはこれにておしまい。忍者になりきって修行をするなかで、最初はうまく渡れなかった丸太をスラスラ渡れるようになったり、手裏剣を遠くに飛ばせるようになったり、今まで気づかなかった自分の新たな力に気づくことができたのではないかと思います。
見えないものを想像したり自分以外の何かになりきることで、相手の気持ちを想像する力、豊かな感受性をはぐくむことにつながるごっこ遊び。次回はどんなごっこ遊びになるのでしょうか?ぜひお楽しみにお待ちください♪

(白木)

ハッピーハロウィン!

ハッピーハロウィン!!今年もハロウィンがやってきました!
今年のハロウィンのテーマは「かぼちゃ」でした。元々ハロウィン文化はケルト族のお祭「サウィン(夏の終わり)」という秋の収穫と悪霊を払う儀式だったのではないかという説があります。その逸話に基づき今年は館内をかぼちゃカラーに染めてみました!

ハロウィン当日は朝から仮装した子どもたちで大賑わいでした。
ボディシールのブースでは好きなシールを選んで腕や顔に自分でペタリ!可愛いシールからちょっぴりホラーなシールまで色々な場所に貼っていました!

フォトブースも今年のオレンジをメインに風船いっぱいで飾り付けました。自慢の仮装とポーズでカッコ可愛く写真を撮っていました。中には親子でお揃いの仮装の方もいました!

トリックオアトリートではみんな元気に「トリックオアトリート!」と言ってくれました。地域の色々な場所でもらったお菓子でカゴをパンパンにさせた子やフラッときた中高生など幅広い方に来ていただきました。

夕方以降は中高生の時間です。ハロウィン特別中高生スペシャルタイム!真っ赤なハロウィン特別ドリンクで乾杯したら、ハロウィンビンゴの開始です。 優勝者にはお菓子の掴み取りの権利が…!むんずと取ってご満悦でした。最初は見ているだけの子も、ビンゴの回数を重ねるにつれて参加者が増え部屋の全員で時間を楽しんでいるようでした!

今年もいろいろな仮装をした子どもたちの、元気な笑顔が見られた1日でした。来年もまた楽しそうな姿が見られることを楽しみにしています。

(井上)

AZABUいきもの係:最終回は収穫祭!!

福島県の高校生と協力してお米づくり活動をしている「AZABUいきもの係」。前回は福島県の岩瀬農業高校で稲刈り体験をさせていただきました。今日はついに最後の活動。収穫祭と題して、岩瀬農業高校からいただいたお米を炊いて食べます。そのお米の中には、プラザの屋上で育てたお米も入っています!

今日はいつもと違い、プラザ2階の学習室に集合です。今回岩瀬農業高校からいただいたお米は、プラザの屋上でも育てた「コシヒカリ」と、宇都宮出身の「ゆうだい21」の2種類。オンラインで繋がっている岩瀬農業高校の先生からお米のおいしい炊き方を教えていただき、そのあと4人1組で2つのチームに分かれてそれぞれお米を炊きます。

 

まずは、こぼれないぐらいまでたっぷり水を入れて、3回かき混ぜたら水を捨てます。お米がこぼれないように水を捨てるのが難しそうでした。次は、水を入れずに「怪獣の手」で10回かき混ぜます。

 

活動の中で、メンバー全員がお米を混ぜられるように「ひとり3回ずつ混ぜよう!」という声や、「先にやっていいよ」というような思いやりの声がたくさん聞こえました。これまでの活動を経て、よいチームワークが生まれたようです。いよいよ最後の工程です。水を入れてかき混ぜずに捨てる×2回!これでおいしいお米が炊きあがるそうです!

ご飯が炊けるまでのあいだ、八芳園の方が作ってくださったムービーを見ながらこれまでの活動を振り返ります。ムービーを静かにじっと見つめる子どもたち。それぞれ、稲を刈った感覚や気持ちを思い出して、かみしめているように見えました。

 

そして、ムービーを見終わったあと、「雑草抜きはいくら抜いてもどんどん生えてきて大変だった!」、「プラザと福島の稲は全然違かった!」とこれまでの活動の感想を言い合っていると、なんだかあま~いにおいがしてきました。
ピピーッ。どうやらご飯が炊けたようです!!「コシヒカリ」と「ゆうだい21」をそれぞれお茶碗によそって食べくらべ!いただきまーす!

黙々と食べ進め、あっという間に食べ終わった子どもたち。2杯目、3杯目とどんどんおかわりします。「ゆうだい21」は普通のお米より少し甘く、女性に人気な品種だそうです。いきもの係のメンバーにも大人気でした!

そして解散の時間。今日で今年度のAZABUいきもの係の活動は終了です。楽しいことばかりではなく、大変なことや悔しいこともあったと思いますが、八芳園や岩瀬農業高校のみなさんと協力して一からお米を育てたことや、福島県で稲刈りをしたこと、おいしいお米を食べたことは、子どもたちにとってとても貴重な経験になったのではないでしょうか。またこの活動を通して、当たり前のようにおいしくお米を食べられることの尊さを感じることができたと思います。
岩瀬農業高校の高校生の中には、麻布子ども中高生プラザの小学生との関わりから、子どもたちにもっと農業のことを伝えたいという夢をもち、学校の先生を目指して頑張っている方もいるそうです。
今後も、「お米作り」という文化を、先生から高校生へ、高校生から小学生へと伝える環境を支えることで、子どもたちの未来に繋がっていくようなAZABUいきもの係の活動をつくっていけたらなと思います。

いきもの係のみんな、7か月間ありがとう!おつかれさまでした!
そして、AZABUいきもの係にかかわってくださったみなさん、ありがとうございました!

※AZABUいきもの係は、福島県立岩瀬農業高校・株式会社八芳園と協力し実施しています。協力団体の紹介についてはこちらをご覧ください。
外部リンク:【岩瀬農業高等学校と八芳園の産学連携協定について】

(白木)