活動の
記録

土曜日にお引越し “屋上であそぼう”

3月までは金曜に実施していた“屋上であそぼう”が、土曜日にお引っ越ししました!

毎週土曜、11時00分~12時00分
4階 ローラーブレード場
対象:幼児親子
※7月・8月お休み

このプログラムは、幼児用の乗り物に乗って自由に遊べます。
大きな三輪車や手で漕ぐリングカーなど隔週で乗れる乗り物が変わります。小さな三輪車もあるので、兄弟姉妹でも参加していただけます。大人が乗っても大丈夫な造りになっているので、子どもが少ない時は、ママやパパも一緒に乗って楽しめます。
 

子どもが自分で乗り物をこげるようになると、とてもうれしそうに笑顔を見せてくれます。気に入った乗り物に乗り続ける子、色々な乗り物があって次々に乗り換える子など遊び方は様々です。乗りたいものが重なった時は、「貸・し・て!」を言う練習の機会に!うまく言えない子もママやパパの力を借りて替わってもらっています。反対に、「貸して」と言われても、ずっと乗っていたい子は順番を覚える機会にもなり、“屋上であそぼう”は、小さなステップの場にもなっています。ぜひ遊びに来てください!

(都築)

インラインスケートを楽しもう♪

都内はなかなか滑走できる場所が少なく、専用のパークへ行くのも大変です…。
実は麻布子ども中高生プラザでは週に3日、屋上でインラインスケートができることを知っていますか?
初心者から腕前に自信のある子まで、幅広く参加できるインラインスケートプログラムを紹介します!
 
毎週月・水・土曜日は小学生以上の子が対象で、インラインスケートが体験できます。
3つのクラスに分かれているので、ぜひ参加したい時間に来てみてください!
※曜日によって実施時間が異なるため、詳しくはHPや館内チラシをご覧ください。

◆はじめてクラス(月・水)
→ローラースケートを履くのが初めて/まだ1人で立てない、滑れない/うまく滑るコツを教えてほしい子向け
◆自由滑走(月・水・土)
→自分でどんどん滑りたい/自分で練習したい/自分だけで滑ることができる子向け
◆ローラーホッケータイム (水・土)
→インラインスケート技術検定に合格している/ローラーホッケーで遊びたい!子向け

ローラーホッケーでは他館との合同交流練習なども行っており、港区や東京都の大会に出場しています!
大会前にはチームを組み、メンバー同士で協力して優勝を目指します!
これから始めてみたいという子やチャレンジしてみたい子は、ぜひ屋上に遊びに来てね!

(麻生)

児童施設交流会!「あざぶキッズニュース」

港区にある児童施設12館が集まり、施設ごとにダンスや合唱、劇などを披露しあう「児童施設交流会」がプラザ神明にて開催されました!
今年の発表は「あざぶキッズニュース」、みんながプラザでどのように日常を過ごしているかをニュース形式で紹介する「あざぶキッズニュース」と、広尾学園の合唱部のみなさんとコラボさせていただき、ニュースの中で一緒に「世界が一つになるまで」を合唱しました!

11月からメンバー募集が始まり、7人の小学生メンバーが集まってくれました。そこから、どんな発表をするか、何を歌うか、だれが何の役をするかについてや、セリフなどの細かい部分まで、子どもたちが中心となり、何度も話し合いを重ねます。すべて決まったのが12月の初め。12月27日の本番まで、とても短い練習期間で仕上げなければなりませんでした。練習は全部で9回。練習をするたびに、「ここはもっとこうしたい」「こっちのほうがいい」と改善点が生まれ、最後まで修正と練習の繰り返しでした。
また合唱の練習では、普段あまり接することのない中高生のお兄さんお姉さんに緊張していたみんなでしたが、歌いながら手をつないだり、練習の合間に話したり、中高生の皆さんが優しく接してくださったこともあり、どんどん打ち解けていきました。

そして迎えた本番当日。メンバーのみんなからは、少し緊張したような、でもとてもわくわくしているような雰囲気が伝わってきます。麻布の発表は2番目。あっという間に本番の時間がやってきました。
本番は…大成功!!今までのどの練習より一番輝いていました!プラザでの練習は、劇の通し練習や、広尾学園の皆さんとの合唱の合わせ練習が主だったので、各自でセリフや歌詞を覚えてくる必要がありました。学校や習い事、遊びたいこともある中で、本番までにしっかりとセリフを覚えてきてくれたメンバーのみんな。本当に素晴らしいと思います!メンバー自身も自分たちが積み重ねてきたものを誇らしく感じたのではないでしょうか。

自分たちの発表が終わりほっとひと安心したみんなは、他の館の発表やレクリエーションを楽しみ、あっという間に閉会の時間となりました。交流会中はあんなに楽しんでいたみんなも、帰り道にはクタクタになっていました。練習から本番まで、本当にお疲れさまでした!
広尾学園の皆さんも、練習から本番まで小学生に寄り添って練習してくださりありがとうございました!

今回の児童施設交流会に向けた準備で、自分の考えを形にしたり、仲間と協力して一つのものを作り上げていったことは、ほかの活動においてもとても大切になると思います。参加してくれたメンバーのみんなが、児童施設交流会で経験したことに自信をもって、今後もいろんなことに挑戦していってくれたらなと思います!

(白木)

【ぴょんと元気にお正月】子ども歳時記お正月プログラム

子ども達に季節行事の体験と日本の文化に触れてもらう“子ども歳時記”。
1月4日(水)から7日(土)は、お正月遊びのけん玉やお手玉、すごろくも借りられます。普段はない遊具に中高生も「久しぶりだからな」と照れ笑いしながら以前はできなかった技に挑戦したり、やったことのない遊びに挑戦したりしていました。
たくさんのお正月遊びに1つでも参加すると1日1回、おみくじを引いてその日の運試し!みなさんが引いたおみくじには、どんなことが書いてありましたか。

【羽子板 1月4日(水)】
お正月の遊びといえば・・・の一つ、羽子板!
1人で落とさずに打ち上げた回数を競ったり、羽根つきで試合を行ったりしながら過ごしました。羽子板には「邪気をはねよける」という意味があるそうで、親子で参加してくれた人もひょっこりのぞいて参加してくれた人も木と羽根の当たる高い音を聞きながら真剣な顔になったり笑顔になったりしながら「厄払い」!新年早々みんなでたくさん羽根をつき、今年の厄を払うことができました。

【おもちつき 5日(木)】
蒸かしたばかりのもち米が段々と潰れて、つるつるのお餅になっていくのを子ども・保護者の人たちと順番に杵で突きながら体験しました。寒い日でしたが、100組近くが参加!突き終わった人は、ボランティアさんが作ってくれたお餅のお土産を受け取り、お持ち帰り。市販のお餅ではなく、できたてのお餅をおうちで楽しんでもらえたかな?

【コマ回し 6日(金)】
いつもはアリーナで借りられるコマをこの日は2時間だけ休憩スペースに大きな板を出して行いました!「コマまわしの達人」の動画も流れ、いろいろな技に挑戦する子や初めてコマを回す子がいました。幼稚園で「コマを回す練習してきてね」と言われた子もいて、一緒に練習!ママも子どもと一緒にコマに紐を巻くところから覚えて、回せるようになりました!みんなが通る場所で行ったので、幼児親子も「やってみたい」と声をかけてくれ、回せるようになった子たちは嬉しそうにもっと、もっと、とせがんでいました。終わってからもアリーナで続けている子もいて、まだまだ続けたいと思うくらい夢中になれる遊びが見つかったようです。

【福笑い大会 7日(土)】
ゆうぎ室で“福笑い大会”を行いました。手で触ってどのパーツか考え、顔の位置を考えて置く、実はとても脳に刺激のある遊び?!小学生の親子や幼児親子が、一緒になった子や家族と協力して、パーツの向きや位置を伝えて顔を作り、伝える方もどんな言い方なら伝わるのか頭をフル回転させていました。
プラザにある福笑いは、A3サイズの“ひょっとこ”と“おかめ”、アンパンマンピカやチュウのキャラクター、そして模造紙4枚分くらいの“巨大おかめ”があります。小さい福笑いで遊んだ後、“巨大おかめ”にチャレンジ。
元のひょっとこの顔を知らない子は、眉毛を鼻に持ってきたり、凛々しい(パパみたいな)顔になったり、一人ひとりの感性で顔が変化していました。みなさんもぜひ機会があれば挑戦してみてください。

【書初め4日(水)~7日(土)】
1年の始まりなので、「2023年の夢・目標」を書いてもらいました。4日(水)には、3階いきいきプラザの書道サークルの講師の方が来てくださり書道の雰囲気満点。初めて筆を持つ子や日本語を覚えたて子などには、筆で書くことを楽しんでもらえるよう自分の名前や書ける文字を書いていました。

4日間それぞれ、羽子板、コマ回し、お餅つき、福笑い、そして全日程でお正月遊びの貸し出しと書初めを行いましたが、どの日も初めてやる子や友達や家族と挑戦する子がおり、多くの人に日本の文化に触れてもらうことができた期間となりました。

(都築)

AZABUいきもの係:最終回は収穫祭!!

福島県の高校生と協力してお米づくり活動をしている「AZABUいきもの係」。前回は福島県の岩瀬農業高校で稲刈り体験をさせていただきました。今日はついに最後の活動。収穫祭と題して、岩瀬農業高校からいただいたお米を炊いて食べます。そのお米の中には、プラザの屋上で育てたお米も入っています!

今日はいつもと違い、プラザ2階の学習室に集合です。今回岩瀬農業高校からいただいたお米は、プラザの屋上でも育てた「コシヒカリ」と、宇都宮出身の「ゆうだい21」の2種類。オンラインで繋がっている岩瀬農業高校の先生からお米のおいしい炊き方を教えていただき、そのあと4人1組で2つのチームに分かれてそれぞれお米を炊きます。

 

まずは、こぼれないぐらいまでたっぷり水を入れて、3回かき混ぜたら水を捨てます。お米がこぼれないように水を捨てるのが難しそうでした。次は、水を入れずに「怪獣の手」で10回かき混ぜます。

 

活動の中で、メンバー全員がお米を混ぜられるように「ひとり3回ずつ混ぜよう!」という声や、「先にやっていいよ」というような思いやりの声がたくさん聞こえました。これまでの活動を経て、よいチームワークが生まれたようです。いよいよ最後の工程です。水を入れてかき混ぜずに捨てる×2回!これでおいしいお米が炊きあがるそうです!

ご飯が炊けるまでのあいだ、八芳園の方が作ってくださったムービーを見ながらこれまでの活動を振り返ります。ムービーを静かにじっと見つめる子どもたち。それぞれ、稲を刈った感覚や気持ちを思い出して、かみしめているように見えました。

 

そして、ムービーを見終わったあと、「雑草抜きはいくら抜いてもどんどん生えてきて大変だった!」、「プラザと福島の稲は全然違かった!」とこれまでの活動の感想を言い合っていると、なんだかあま~いにおいがしてきました。
ピピーッ。どうやらご飯が炊けたようです!!「コシヒカリ」と「ゆうだい21」をそれぞれお茶碗によそって食べくらべ!いただきまーす!

黙々と食べ進め、あっという間に食べ終わった子どもたち。2杯目、3杯目とどんどんおかわりします。「ゆうだい21」は普通のお米より少し甘く、女性に人気な品種だそうです。いきもの係のメンバーにも大人気でした!

そして解散の時間。今日で今年度のAZABUいきもの係の活動は終了です。楽しいことばかりではなく、大変なことや悔しいこともあったと思いますが、八芳園や岩瀬農業高校のみなさんと協力して一からお米を育てたことや、福島県で稲刈りをしたこと、おいしいお米を食べたことは、子どもたちにとってとても貴重な経験になったのではないでしょうか。またこの活動を通して、当たり前のようにおいしくお米を食べられることの尊さを感じることができたと思います。
岩瀬農業高校の高校生の中には、麻布子ども中高生プラザの小学生との関わりから、子どもたちにもっと農業のことを伝えたいという夢をもち、学校の先生を目指して頑張っている方もいるそうです。
今後も、「お米作り」という文化を、先生から高校生へ、高校生から小学生へと伝える環境を支えることで、子どもたちの未来に繋がっていくようなAZABUいきもの係の活動をつくっていけたらなと思います。

いきもの係のみんな、7か月間ありがとう!おつかれさまでした!
そして、AZABUいきもの係にかかわってくださったみなさん、ありがとうございました!

※AZABUいきもの係は、福島県立岩瀬農業高校・株式会社八芳園と協力し実施しています。協力団体の紹介についてはこちらをご覧ください。
外部リンク:【岩瀬農業高等学校と八芳園の産学連携協定について】

(白木)