活動の
記録
2022年11月22日
AZABUいきもの係:稲刈り体験@福島県編
福島県の高校生と協力してお米づくり活動をしている「AZABUいきもの係」。前回の活動では、4月からプラザ屋上の田んぼで育ててきた稲を刈りました。そして今回はなんと、いつもお米づくりに協力していただいている福島県の岩瀬農業高校で、稲刈り体験をさせていただきました!
福島県へはバスで向かいます。バスの中では子どもたちや保護者の方から、福島県の広大な自然や、実際の田んぼでの稲刈りを楽しみにしている声がたくさん聞こえます♪
岩瀬農業高校に到着すると、先生や高校生の方々にご挨拶をして、着替えを済ませたらさっそく田んぼに向かいます。
いつも活動している屋上とは比べ物にならないほど広い田んぼ、一面に広がる稲。
こんなに刈れる!?と職員が心配するのをよそに、子どもたちはやる気満々!保護者の方や高校生と協力して、どんどん刈り進めていきます。
稲刈りをするなかで、「プラザの稲より刈りやすい!」「土に足がはまって抜けない~!」と、プラザでの稲刈りとの違いに次々と気づく子どもたち。同じ稲刈りでも、場所や環境が違うとこんなにも違いがあるなんて、なんだか不思議だね。
みんなの頑張りのおかげであっという間に稲刈りが終わり、次は脱穀作業に移ります。何年も前の足踏み式脱穀機を使って脱穀をします。
保護者の方と一緒に稲を持ち、脱穀機へIN!ひっぱられないようにしっかり持ってね!
脱穀が終わると、岩瀬農業高校の方が炊きたての新米でつくった塩おにぎりと、採れたてきゅうりを用意してくださっていました。
稲刈りと脱穀を頑張ってヘトヘトになっていた子どもたち。おにぎりひとつをあっという間に平らげ、「何個でも食べられる!」とふたつめ、みっつめに手を伸ばします。「いつも食べてるお米と全然違う!おいし~!」と、子どもたちだけでなく保護者の方からも、福島のつやつやでふっくらとしたおいしいお米に感動する声が聞こえます。きゅうりには岩瀬農業高校自家製のお味噌をつけていただきました。みずみずしくて、とってもおいしかったです!
食べ終わって一息つくと、そろそろ帰りの時間が近づいてきました。最後に、今日のためにいきもの係の子どもたちが準備していた高校生へのメッセージカードを、感謝の言葉とともにプレゼントしました。
そして、少し寂しい気持ちでバスに向かいます。バスが出発するとき、岩瀬農業高校の皆さんが見送ってくださいました。「またね~!!」手を振りあう高校生といきもの係の子どもたち。また一緒に活動できる日を楽しみにしています。
今までオンラインでしか話したことのなかった先生や生徒の方と、実際に福島の地で協力して稲刈りをすることができ、とても素晴らしい一日となりました。
また稲刈り体験だけでなく、田んぼにいるバッタやカエルを捕まえたり、あぜ道に落ちている栗を拾ったり、普段の生活ではなかなか触れる機会がないものにも触れることができ、子どもたちもとても嬉しそうでした。
岩瀬農業高校の皆さんや、八芳園の方々、バスの運転手さん、みなさんありがとうございました!
次回はついに最終回。最後の活動は、収穫祭です!岩瀬農業高校が送ってくださったお米をみんなでいただきます。最後まで楽しもうね!
※AZABUいきもの係は、福島県立岩瀬農業高校・株式会社八芳園八芳園と協力し実施しています。協力団体の紹介についてはこちらをご覧ください。
外部リンク:【岩瀬農業高等学校と八芳園の産学連携協定について】
(白木)
2022年11月17日
AZABUいきもの係:稲刈り編
福島県の高校生と協力してお米づくり活動をしている「AZABU いきもの係」。
4月から、代掻き、田植え、かかしづくり、防鳥網づくりを経て、9月には大切に育てたお米をスズメに食べられてしまうという事件(前回の活動の記録、「悲劇…!スズメ事件!!」を見てね!)を乗り越え、ついに稲刈りの日を迎えることができました!
10月14日16時、いつものようにみんなは屋上の菜園テラスに集合します。スズメにお米を食べられたのは悔しいけれど、今日は待ちに待った稲刈り!みんなで楽しんでいきたいと思います!
さっそく、オンラインで繋がっている岩瀬農業高校の生徒の方々に、稲刈りの方法を教えていただきます。
稲を持つときは、稲の真ん中を持って、親指は上に!刈るときは「シャッ!」と一振りで!子どもたちは2グループに分かれ、教えていただいた方法でどんどん稲を刈っていきます。稲を刈る人、刈った稲を袋に入れる人、交代しながらそれぞれの役割についてどんどん稲を刈っていきます。初めは一振りで刈ることができなかった子も、何度も挑戦しているうちにどんどん上達していきます。
たくさん稲があった2面の田んぼは、あっという間にまっさらになりました。稲が無くなった屋上は少し広く感じます。
秋になって日が暮れるのが早くなったからか、この日はいつもより東京タワーがきれいに見えました。「東京タワー!!」いつもみているはずの風景に、今日は大興奮の子どもたち。田植えから稲刈りまで頑張ってきて、達成感でいっぱいだね!
次回のいきもの係は、実際に福島県の岩瀬農業高校に行き、稲刈り体験をさせていただきます!プラザの屋上とはちがう、ひろーい田んぼでの稲刈り、楽しみだね!まだまだ楽しんでいこう!
※AZABUいきもの係は、福島県立岩瀬農業高校・株式会社八芳園八芳園と協力し実施しています。協力団体の紹介についてはこちらをご覧ください。
外部リンク:【岩瀬農業高等学校と八芳園の産学連携協定について】
(白木)
2022年10月30日
ドッジボール大会に参加しました!
毎年港区スポーツセンターで行われるドッジボール大会。今年は低学年高学年合わせて20人が参加しました。9月からは本格練習が始まります。ペアを組んで投げ方の確認をしたり、チームの中で作戦を立てたりと、1ヵ月後の本番に向けて気持ちを高め合う姿が見られました。中には「避けるの上手だね!」「もっと足もとを狙うと良いよ!」と子ども達同士で声を掛け合う姿も見られました。
そして、いよいよドッジボール大会本番です。低学年と高学年に分かれ、試合に参加します。試合前にはみんなで集まり「声を出そう!」「パスを忘れないようにしよう!」など作戦の最終確認を行いました。円陣を組み気合は十分!選手たちは試合コートへと向かいます。
初めは緊張した様子の選手たちでしたが、「楽しんでおいで」と声をかけると、にこやかになり、チーム内での会話も増えて行きました。そのおかげか、試合中も普段以上に声を掛け合い、協力し合う姿が多く見られました。負けてしまった時にも、「次勝てばきっと大丈夫!」「何が悪かったか考えよう!」と常に前向きな姿勢を見せてくれました。
最終結果は低学年がブロック3位、高学年はブロック4位となりました。残念ながら決勝リーグに進むことは出来ませんでしたが、最後まで諦めず粘り強く戦った選手たちからは笑顔があふれていました。
仲間と共にドッジボールに打ち込んだ1か月。高学年の子が低学年の子にアドバイスをしたり「一緒に練習しようよ」と声をかけたりするなど、学校や学年を超えた関りが見られ、ドッジボールが子ども達の交流の懸け橋となりました!
(松橋)
2022年10月21日
いきものがかり:悲劇…!スズメ事件!!
福島県の高校生と協力してお米づくり活動をしている「AZABU いきもの係」。
前回の活動では、鳥たちがお米を食べてしまわないように、鳥よけ糸やテープを使って防鳥網を作りました。今回の活動では、10月の収穫に向けて田んぼの手入れを行います。
この日も気合を入れて集合してくれたいきもの係のメンバーたち。さっそく稲の手入れをしようと屋上の田んぼに向かうみんなでしたが……
あれ、なんか稲穂がスカスカじゃない?…まさか…!
そのまさか、スズメがお米をほとんど食べてしまっていたのです。
オンラインで繋がっている岩瀬農業高校の先生から、稲がポキッと折れている部分がスズメが乗っかった跡だと教えてもらい、「こんな細いところにとまれるの!?スズメってすごいね!」と感心する子どもたち。
一方で、悔しい気持ちも隠せません。
岩瀬農業高校の先生から「今年の稲は過去一番の成長だね!」と言われるほど立派に育っていたお米。収穫を楽しみにしていたのにこんなことになるなんて…。
「おいしすぎたから食べちゃったのかなぁ」
「防鳥網をあんなに張っていたのに、スズメが入れるんだね…」
なんて口々に話していると、一人のメンバーから希望の一声が聞こえました。
「まだお米あったよ!」
稲穂をひとつずつ触って、残っているお米を探していたのです。
「みつけたよ!」 「またあったよ!」
次々にお米を発見する子どもたち。
まるで宝物を見つけたかのように弾む声から、その喜びが伝わります。
お米探しが終わると、次は雑草を抜く作業に移ります。
お米と同じようにすくすく成長している雑草。子どもたちの背丈ほどまで伸びています。一人で抜くことのできない雑草は、仲間と協力して抜いていきます。
みんなのおかげですっかりきれいになった田んぼ。スズメにお米を食べられてしまったのは残念でしたが、無事に残っているお米たちがこのまま元気でいてくれることを祈ります。
次回の活動はついに収穫!最後まで、楽しもう!!
※AZABUいきもの係は、福島県立岩瀬農業高校・株式会社八芳園八芳園と協力し実施しています。協力団体の紹介についてはこちらをご覧ください。
外部リンク:【岩瀬農業高等学校と八芳園の産学連携協定について】
(白木)
2022年10月21日
敬老の日プログラム:みんなの元気を届けよう!ペタペタどうぶつプレゼント
毎年恒例、麻布子ども中高生プラザの敬老の日プログラム。去年と同様に、NPO法人プラチナ美容塾の皆さまにご協力いただきました。
今年のテーマは、「みんなの元気を届けよう!ペタペタどうぶつプレゼント」。その名の通り、貼り絵や塗り絵、折り紙などでどうぶつを作り、「水族館」・「動物園」に見立てた青と緑のセロファンに、ペタペタ貼っていきます。
活動期間は9/12~18の7日間。プラザ内の休憩スペースにて、幼児さんから高校生までだれでも参加できます!
また、できあがった作品は同じ建物の中にある「ありすいきいきプラザ」のみなさんにプレゼントすることになっています。
いよいよプログラムスタートです!
プラチナ美容塾の方々と一緒に、おじいちゃん・おばあちゃんの話や世間話をしたり…わいわいがやがやと盛り上がりながら制作が進んでいきます。
初日はただカラーセロファンが貼られているだけの窓を不思議そうに眺める子たちばかりでしたが、「みんなで作品を作って、おじいちゃんやおばあちゃんにありがとうの気持ちと元気を届けるんだよ。」と話すと、来てくれる子がどんどん増えていきました。
なかでも9/14は中高生向けに18~19時の時間帯で実施したところ、8名もの中学生が参加してくれました。別々の学校に通う子たちが一つの場所に集まり、お互いの学校の話などで盛り上がる、笑顔あふれる素敵な時間となりました!
…そしてできあがったものがこちら!!
貼り絵と塗り絵を組み合わせたものや、色えんぴつを使って水性ペンのような色を出しているものなど、十人十色で素敵な作品ばかりです。
最後はプラチナ美容塾のみなさんとくまさん体操をして、みんなの元気を作品に込めました!
こちらは実際にありすいきいきプラザさんの窓に飾らせていただいたときの写真です。
みんなの作品をカラーセロファンに張り付ける作業は、14日も参加してくれた中学生二人が手伝ってくれました。
7日間で、幼児さんから中高生まで計74名の子どもたちが参加してくれ、元気と笑顔があふれる敬老の日プログラムとなりました!
(白木)