活動の
記録

いきものかがり:防鳥網編

福島県の高校生と協力してお米作り活動をしている「AZABU いきもの係」。小学1~5年生の子どもたち12名が、5月から稲を育ててきました。8月になり、植えた時は10センチほどだった稲も子どもたちの身長とほぼ同じに!立派に大きくなった稲を見て、子どもたちも喜んでいます。8月は生長して実をつけ始めた稲を守るため「防鳥網張り」を行います。鳥よけの糸やテープ。家から持ってきたCDなどキラキラしたものを用意しました。
 

糸を取り付けるため、最初に木の棒を田んぼの四隅に差し、それを支柱にぐるりと糸を取り付けていきます。「始めは地面からグー1個分の高さに糸を張ってね」と高校生からのアドバイス。スズメが下から田んぼの中に入れないように、低い位置に糸を張りつけるそうです。それから少しずつ高い位置にぐるぐると、稲を囲むように糸を取り付けます。
 

田んぼの周りに糸を張る間、手の空いている子は雑草取り。以前、高校生から「雑草を取っておくと稲が大きく生長しやすくなるよ」と教えてもらっていたため、こどもたちは雑草が生えていないか真剣に探します。「ここにも雑草生えているよ!」「みて、いっぱい取ったよ!」と次々と雑草を取り、1人で抜くのが難しい雑草は、2~3人で力を合わせて「せーの!」と引っ張ります。
 

さらに、屋上のフェンスに鳥よけのテープやCDを取り付けて、スズメが屋上に近づけないようにします。「どんな風につけたらいいの?」「風で揺れてキラキラ光るようにたくさんつけて」と高校生と協力していき、屋上に立派なスズメ除けが出来上がりました!稲刈りの日まであと2か月。みなさんとお米を収穫する日がくるのが楽しみです。
 

※AZABUいきもの係は、福島県立岩瀬農業高校・株式会社八芳園と協力し実施しています。

【いきものがかり:カカシづくり編】

屋上の菜園テラスでお米作り活動をしている「AZABU いきもの係」。先月までの「代掻き」と「田植え」を経て、今月は「カカシ作り」に挑戦しました!今回も福島県立岩瀬農業高校とオンラインでつながり、カカシの作り方を教えてもらいます。

まずは顔づくり。新聞紙をくしゃくしゃに丸め、サラシで包んでボールのような形にしていきます。笑った顔、凛々しい顔、中には御なじみの「へへののもへじ」の顔を描く子も。表情豊かなカカシの顔が出来上がっていきます。「こんな顔ができたよ!」と高校生と画面越しに顔を見せ合いました。
 

次は竹の棒で体作り、棒を十字で結ぶのは結構難しく、子ども同士や親子で協力して作っていきます。体と顔をくっつけ、家から持ってきた洋服を着せると、まるで本物の人間のよう!最後は洋服の中に藁を詰めて完成!立派なカカシが出来上がりました。
 

完成したカカシは屋上まで運び、菜園テラスの田んぼに設置しました。毎日水を上げて大きく育った稲の後ろに、子どもたちの作ったたくさんのカカシが立ちならんでいます。これからも稲の生長を見守ってくれることでしょう!
 

※AZABUいきもの係は、福島県立岩瀬農業高校・株式会社八芳園八芳園と協力し実施しています。協力団体の紹介についてはこちらをご覧ください。
(入江)

今年もスタートいきもの係!!代搔き・田植え編

今年も自然とのふれあい体験の一環として、屋上の菜園テラスでのお米作り活動「AZABUいきもの係」がスタートしました!
今年度も福島県立岩瀬農業高校のお兄さんお姉さんにオンラインでサポートしてもらいながら、おいしいお米作りをめざして活動していきます!
  

まずは菜園テラスの雑草を抜き、土を耕して水を入れる『代搔き』を行いました。
慣れない作業に苦戦しながらもオンラインの高校生が丁寧に作業のコツを教えてくれて立派な田んぼが出来上がりました。
次はいよいよ田植えをしていきます。
  

今年は福島県立岩瀬農業高校から実際に学校で使用している【天のつぶ】を送って頂きました。
子どもたちは稲を優しく「よしよし」と撫でながら甘くておいしいお米になるように愛情をたくさん注いでいきます。
  

高校生から「えんぴつの持ち方で第二関節ぐらい植えて、指で土をかぶせます」というアドバイスを聞きながらAZABUいきもの係メンバーで田植えにチャレンジ!すぐにコツを掴むとあっという間に完成しました。
これから毎日お水をあげて、稲を大きくしていきます。

水あげや見学はいきもの係メンバー以外のみなさんも大歓迎です♪スタッフに声を掛けてくださいね!
(佐藤)

※AZABUいきもの係は、福島県立岩瀬農業高校・株式会社八芳園八芳園と協力し実施しています。
協力団体の紹介についてはこちらをご覧ください。

PAPAプログラム~ママにありがとう!サプライズ大作戦~

5月8日は母の日でしたね。
ママに日ごろ感謝の気持ちを伝える機会として、こそだてひろばではパパと乳幼児を対象とした母の日プログラムを5月7日と8日に行いました。

家族写真や子どもの写真、イラストなどを缶バッチにし、メッセージカードを添えてラッピング。
パパと子どもで協力してママへのプレゼントを作ります!
  

まずは缶バッチメーカーで写真を缶バッチにしていきます。
力を使うのでここはパパのお仕事です。
パパの動きをじーっと見る子どもたち。
きっと「パパがんばって~!」と心の中で言っていたのではないでしょうか♪

缶バッチが完成した後はメッセージカード作りとラッピング。
「ママいつもありがとう」「だいすき」など
パパと子どもたちからの心温まるメッセージがたくさん溢れていました。

ママへの「いつもありがとう」の気持ちがたくさん込もっているプレゼントが完成!

「おうちに帰ったらママに渡そうね!」「ありがとうって言おうね!」
などと、ドキドキ・ワクワクした気持ちでプラザを後にしていきました。
素敵なサプライズプレゼントに、きっとママの喜ぶ姿が見られたのではないでしょうか♪

(川手)

挑戦!春の本気(マジ)登山

3月30日、プラザ登山部による「本気(マジ)登山」を実施しました。
小学校3年生〜高校2年生までの部員21名と職員・ボランティア5名の総勢26名が集合時間にしっかり集まり、みんなのやる気の高さを感じました。

朝7時45分にバスはプラザを出発。神奈川県南足柄市『大雄山最乗寺』に到着し、装備を整え、いよいよ明神ヶ岳、標高1169mを登頂開始です。
今回は女の子1班、男の子2班の計3班に分かれました。
山登りは前方が歩きやすいので、途中の休憩ポイントで班ごとに順番を入れ替え、山頂を目指していきます。登山部の部長(館長)が先頭を歩きますが、登り始めてすぐ、大きな段差が続きます。部員たちからはさっそく「マジ登山だ…」の声がちらほら。

 

急坂な道もありましたが、中高生男子たちの「意外と大丈夫です」という頼もしい返事に、さすがだなと感心しました。

登り始めて4時間30分後、全員で山頂にたどり着き、見たかった絶景もバッチリ!雲はありましたが、雲の切れ目で富士山をバックに作った旗と一緒に写真を撮ることもできました。

   

途中全体から遅れてしまう部員もいましたが、最後までは歩くことはあきらめず、また前を歩く他の部員たちも文句を言わずに待っていてくれました。この部員たちだからこそ、とてもポジティブに全員で登りきることができたのだと思います。

下りでは、地面が雪解け水を含んでぬかるんでいて、気をつけていても滑ってしまい、もれなく全員泥だらけになりました。

途中霧が発生し景色が一変、怖がる女の子と対照的にテンションが上がる男の子の反応の違いを感じつつ、自然が作り出す幻想的な雰囲気を満喫しました。

到着時間が大幅に遅くなってしまいましたが、全員無事に帰ってくることができました。
バスの中で感想を聞くと、「疲れたけど楽しかった!」「大きいミミズを見つけた!」「1000m越えの山を登ったのは初めてで、楽しかった!」「中学生でも辛かったけれど、小学生も頑張っていてすごいと感じた。」など、長い一日でしたがみんな充実感を感じてくれているようでした。
部員の皆さん、おつかれさまでした。

(五十嵐)